日本共産党

2002年5月16日(木)「しんぶん赤旗」

有事法制阻止5・24大集会

“みんなで集まろう”

陸海空労組、宗教者団体のよびかけ 各界30氏が支持


 海外での武力行使と国民を強制動員する有事法制三法案を阻止しようと、陸海空港湾関係労組や宗教者団体などがよびかけて開く「STOP! 有事法制5・24大集会」(東京・明治公園)への賛同が広がっています。十五日には有識者三十氏が、よびかけを支持し「有事法制に反対のすべての人々の参加を」と、集会成功へ支持を表明しました。

 脚本家の小山内美江子、東京大学・フェリス女学院大学名誉教授の弓削達、料理研究家の小林カツ代、革新懇代表世話人の上田誠吉、新日本婦人の会会長の井上美代、全労連議長の小林洋二の各氏らです。

 大集会は「4・19大集会」につづくもので、陸海空港湾関係労組と平和をつくり出す宗教者ネット、平和を実現するキリスト者ネットの三団体が開催をよびかけています。有事法案にたいする国会審議が始まり、その危険な内容が明らかになるなかで、有事法制阻止へ集会の賛同と参加をよびかけています。

 有識者三十氏の支持表明については、「有事法制は許さない! 運動推進連絡センター」の鈴木彰氏(全労連副議長)が同日、会見で明らかにしました。

 同センターは、全労連などが参加する国民大運動実行委員会のなかに、安保破棄実行委や憲法会議、自由法曹団などが参加し事務局を構成しています。大集会当日の二十四日午後から国会請願や宣伝行動などにとりくむとしています。

 


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