2002年5月13日(月)「しんぶん赤旗」
![]() 「しんぶん赤旗」の魅力を語る大内田氏=12日、札幌市 |
大内田和子・赤旗編集局次長は十二日、札幌市内で「『しんぶん赤旗』の魅力を語る」と題して講演しました。日本共産党北海道委員会と札幌北区地区委員会の主催で、後援会員など約百八十人が参加しました。
大内田氏は、ムネオ疑惑や官房機密費問題で「赤旗」が果たした役割をエピソードを交えて紹介。一年を迎えた小泉内閣が誕生時の熱気を失ったことを指摘し、小泉「改革」を大きく持ち上げてきた商業紙と対比して、当初から小泉政治の本質を突いてきた「赤旗」報道の値打ちを強調しました。
また、アメリカの報復戦争をすべての商業紙が支持する中で、「赤旗」が報復戦争反対を主張してきたことに思わぬ人から高い評価を受けていると述べ、「戦前の『赤旗』が弾圧の中で時流に流されることなく報道してきた真価が報復戦争で発揮された」と話しました。
大内田氏は、「『しんぶん赤旗』を読むことに誇りを持ち、『こういう新聞だから』と薦めてほしい。私たちも、有事法制を阻止し、勇気を持てる新聞をつくっていきます」と語りました。
あいさつに立った青山慶二・道委員会副委員長は、半年間の「党員・読者拡大の大運動」の成果を述べ、五月以降もこの流れを発展させることを訴えました。峯田洋光・地区委員長は、これまで以上に「しんぶん赤旗」をよく読み、有事法制を廃案に追い込むことを参加者に呼びかけました。