2002年4月30日(火)「しんぶん赤旗」
「ストップ有事法制！」「憲法九条を守れ！」――京都市の繁華街・河原町通りに青年の声が響きます。民青同盟京都府委員会は二十九日、京都市役所からピースウオークをおこない、有事法制反対をアピール。飛び入りの青年をふくめ約七十人が参加しました。
ビラを見て来たという森田恭弘さん（１８）が、「オレは自衛隊もつこと自体があかんと思うのに、そのうえ軍事優先の法律は許せへん。逮捕されても戦争に協力したくない」といえば、同じ予備校に通う森永悠太さん（１８）は「戦争することを前提にした法律っておかしい」と話しました。
「みんなでやってすごい楽しい雰囲気」と話した飛び入りの対中剛大さん（２０）。一緒の谷本真史さん（２０）は、「アメリカの顔色ばっかりうかがう日本政府は、ほんまにムカツク」と話していました。
「高校生だって反対やねん！」と書いた横断幕を掲げていた有里子さん（１５）は、「人死ぬのは嫌やし。こんな法律反対です」。飛び入りで参加して大きな声で「反対」を叫んだ兵庫県の高校生、佳男君（１７）は「ニュース見てても、アメリカの戦争に何で日本が行かんとあかんねんと思ってた。これからも反対したい」と語りました。
