日本共産党

2002年4月25日(木)「しんぶん赤旗」

有事法制反対アピール

「私も賛同」300人こす


 作家の井上ひさし、哲学者の鶴見俊輔の各氏らが、学術、文化、宗教、スポーツ各界の識者によびかけた「有事法制に反対するアピール」への賛同者が広がっています(十日付本紙既報)。

 二十四日までに、新たに女優の竹下景子、中原ひとみ、劇作家の永井愛、歌手の上條恒彦、作家の松谷みよ子、記録映画作家の羽田澄子、東京大学名誉教授の大田尭の各氏ら五十人が賛同し、これまでの賛同者は三百人をこえました。

 竹下景子さんは「ベトナム戦争当時、ニクソン大統領は原爆投下を本気で考えました。ブッシュ大統領は英国を巻き込んで、核実験を行っています。そのような国をよりどころとした有事法制には賛成できません。反対します」との声を寄せています。

 作家の辻真先さんは「ニュースを見ていると、この道はいつか来た道…という歌が聞こえてくるようです。硬直した『正義』の大国より、笑顔の似合う小国になりましょう」とコメントしています。

 


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