2002年4月19日(金)「しんぶん赤旗」
全労連(全国労働組合総連合)などでつくる第七十三回中央メーデー実行委員会は十八日、ことしのメーデー中央集会を五月一日、東京・江東区の亀戸中央公園で開催することを発表しました。
「リストラ・賃下げ許すな」「健保本人三割負担などの医療大改悪反対」「アメリカの戦争に国民を動員する有事法制許すな」などのメーンスローガンを掲げ、「利権と腐敗、国民いじめの小泉内閣と対決し、国民の手に政治をとりもどそう」とよびかけています。
中央メーデー実行委員会は同日、東京都が代々木公園を中央メーデー会場として使用させなかったことにたいし、東京地裁に行政処分の取り消しを求めて提訴しました。
都心にある代々木公園は、開園以前から中央メーデー会場として使用されてきました。ところが今年、東京都は突然中央メーデー実行委員会と東京地方公務員関係労働組合連合会(東京地公労)との競合を理由に、「抽選」を押しつけてきました。
中央メーデー実行委員会は、歴史的経過も東京都の従来の見解も無視した暴挙を厳しく批判し、説明を求めてきましたが、東京都は使用許可方法変更の根拠を示すことなく抽選を強行。東京地公労への使用許可を出しました。
この日朝、中央メーデー実行委員会は、第七十三回中央メーデーへの参加をよびかけ、東京都を提訴したことを訴える宣伝を東京都庁前でしました。
同実行委員会の田中洋子代表委員らが、有事法制の危険性や医療改悪のひどさ、大企業のリストラの身勝手さを訴え、中央メーデーを成功させようと呼びかけました。
ビラを受けとったコンピューター関係の会社員の田川良明さん(39)は「いざというときのことを論議するのは必要かなと思いますが、この法案が成立してしまうのは反対です。なんでいま政府がこんな有事法制をつくろうとするのか、よくわかりません」と話していました。