日本共産党

2002年3月27日(水)「しんぶん赤旗」

BSE 肉骨粉問題は失政

参院予算委参考人質疑で小野寺教授


 参院予算委員会は二十六日、BSE(狂牛病)問題に関する質疑をおこないました。BSE調査検討委員会委員の小野寺節東京大学大学院教授、全国農業協同組合連合会(全農)の堀喬・代表理事専務、農政ジャーナリストの中村靖彦・明治大学客員教授が参考人として出席しました。

 日本共産党の紙智子議員は、一九九六年四月にWHO(世界保健機関)が肉骨粉を牛に与えてはならないという禁止勧告を出していたことを指摘。「勧告を受けた検討会では、法的禁止を求める専門家の意見が出されたにもかかわらず、行政指導にとどめた農水省の責任は重大ではないか」とただしました。

 小野寺教授は、「(調査検討委員会の)報告書原案では、行政責任について『失政』という言葉を使っている。肉骨粉を禁止しなかったことが、『失政』の根拠だ」と強調しました。

 一方、鶏肉需要が急増し国内鶏肉が不足したために、全農の系列子会社が輸入鶏肉を国産と偽装して出荷した問題について、紙氏は「食の安全・安心よりも売り上げを第一にするという協同組合の原点を忘れたがゆえに起こった問題ではないか」と指摘しました。

 全農の堀専務は「現場で働いている人間に欠品に関する恐怖心があったのは否定できない」と答弁。「全農が販売事業に対する姿勢を反省し、子会社に浸透させていかなければならない」とのべました。

 


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