2002年3月23日(土)「しんぶん赤旗」
戦後、沖縄・伊江島における米軍用地強制接収反対運動で指導的役割を担い、二十一日に亡くなった阿波根昌鴻さんの告別式が二十二日、伊江島の村立「聖苑」でおこなわれ、約四百人が阿波根さんと最後のお別れをしました。
告別式では、元県出納長の山内徳信さんが弔辞をのべ、阿波根さんの反戦、平和の運動は、「人間としてもっとも崇高なたたかいであった」と話し、阿波根さんの伊江島での活動を振り返りながら、故人をしのびました。
親族を代表して名嘉勝正さんは、「故人は、戦争を憎み、平和を愛し、自らの信念を貫き通し、一生を終えました。最後までご支援をいただきましたみなさま方に感謝申し上げます」と謝辞をのべました。
通夜・告別式には、阿波根さんの親族や伊江村民、多数の反戦地主が参列。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員・県委員長が弔電をおくりました。
また、日本共産党の伊佐真市県委員長代理、古堅宗嘉北部地区委員長、古堅実吉前衆院議員、根保幸栄前県委員長ら党幹部、反戦地主会の池原秀明事務局長、違憲共闘会議の有銘政夫議長ら、阿波根さんとともにたたかった人びとが故人との別れを惜しみました。
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