日本共産党

2002年3月6日(水)「しんぶん赤旗」

殺す側に立たされる

有事法制に反対しよう

若手弁護士ら中心に宣伝 東京 新宿


写真
「有事法制反対」のビラを配る自由法曹団と国民救援会の人たち=5日、東京・新宿駅西口

 自由法曹団と国民救援会は五日夕、東京・新宿駅西口で有事法制反対を訴える宣伝行動を行い、若手弁護士を中心に約二十人が参加。ビラを配布するとともに、「アメリカの戦争に総動員する」有事法制の危険な中身をマイクで訴えました。

 はじめて街頭でマイクを握った木村真実弁護士(30)は、「平和憲法を持つ私たちは、殺す側にも殺される側にも立ちたくありません。しかし、有事法制ができれば殺す側に加担することになる。本当にそれでよいのか、いっしょに考えてください」と訴えました。

 「若い女性のみなさん、私たちに戦争が必要でしょうか」と呼びかけたのは土井香苗弁護士(26)。「将来、子どもたちが戦争に巻き込まれ、兵役にもとられる、そんな明日への一歩になるのが有事法制です」との訴えに、足を止めてビラを受け取るOLやサラリーマンの姿もありました。

 新宿区内に勤める会社員の女性(34)は「こんな危ない法律を小泉さんが出すなんて知りませんでした。これから、注意深く国会をみていきたい」と語っていました。

 


もどる

機能しない場合は、ブラウザの「戻る」ボタンを利用してください。


著作権:日本共産党中央委員会 
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp