日本共産党

2002年3月1日(金)「しんぶん赤旗」

“有事法制反対の大波を”

宗教者、労組、市民団体など交流


 「有事法制に反対する交流・懇親会」が二月二十八日夜、東京・新宿区の日本キリスト教会館で開かれ、宗教者、労働組合、市民団体の関係者など約五十人が参加しました。日本山妙法寺の武田隆雄氏と日本キリスト教協議会の大津健一総幹事がよびかけたものです。

 武田氏はあいさつで、「三月にも国会に出されようとしている有事法制を共同の大きな働きかけでくいとめていきたい」とのべました。

 航空安全会議の代表は、陸・海・空の二十団体が二月二十六日に有事法制に反対する声明を発表したことを報告し、「小泉首相や各政党に声明を持って要請したい」と話しました。

 建設、医療などの労組の各代表からは、有事法制による徴用への危機感が出され、海員組合の代表は「自分も海員免許を持っているので徴用されるおそれがある。ノーといえば罰せられ、逃げられない」と訴えました。

 「平和を実現するキリスト者ネット」の代表は、平和を求める幅ひろい宗教者のネットワークが二月に結成されたことを紹介し、「命を守る」「憲法を堅持する」の二点でとりくんでいきたい、と話しました。

 今後は国会への働きかけをつよめていくことを確認しました。

 


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