日本共産党

2002年1月19日(土)「しんぶん赤旗」

丹生川ダム(和歌山)中止迫る

大幡衆院議員ら国交省に


 紀伊丹生川ダム(和歌山県橋本市・九度山町)計画で、日本共産党の大幡基夫衆院議員は十八日、地元住民らと懇談し、同日、国土交通省近畿地方整備局に建設中止を迫りました。村岡キミ子県議、阪本久代橋本市議が同行。

 ダムは、自然があふれる玉川峡で知られる紀伊丹生川に計画されています。和歌山市は一昨年、同ダムからの水供給を受けないことを決め、大阪府も水需要計画を大きく下方修正し、近畿地方整備局は計画縮小をあきらかにしました。

 建設予定地で、紀伊丹生川ダム建設を考える会の木ノ本たかみ副代表は、クマタカが舞い、サンショウウオのすむ、近畿でも有数の自然を紹介。同河川でアユ・アマゴ漁をする玉川漁協では、山本實組合長が、「つぶしたら、どれだけ金をかけても戻らない」ときっぱり計画に反対しました。

 大幡議員は、「みなさんの願いを実らせるため全力をあげる。全国的にも大きな影響を与える取り組み、がんばってください」と激励しました。

 近畿地方整備局で、大幡議員は、「建設目的は破たんした。これほどの自然を壊すことは許されない」と計画撤回を要求。仲村学河川計画課長は、「紀ノ川流域委員会で、ダムありきではなくゼロから検討している。同委員会が建設撤回の結論を出せば、その意見は尊重される」とのべました。

 


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