若者ネットワーク若者に仕事を

青年雇用改善求めて

全国大集会成功へ学習会 広島


 全国青年大集会二〇〇八を成功させる広島連絡会(略称GJねっと)は二十日、広島市東区で「今そこにある、青年ユニオン」と題して学習会を開き、約六十人が参加しました。

 首都圏青年ユニオン書記長、反貧困たすけあいネットワーク事務局長、労働運動の情報ネットワーク・レイバーネット事務局長を兼務する河添誠氏が講演しました。

 GJねっとは、青年の雇用の改善などを求めて十月五日に東京で開かれる大集会を成功させようと、四月二十七日に結成されました。広島青年ユニオン、広島県労連青年部、日本民主青年同盟広島県委員会、広島県労働者学習協議会わくわくフェスタ実行委員会の四団体が、GJねっとへの参加を呼びかけています。

 河添氏は「“貧困”と“労働基準法以下の労働条件の拡大”とどうたたかうか」と題して、ワーキングプアが急速に増大している実態を告発し、首都圏青年ユニオンの活動を紹介。「ユニオンは最低限の労働条件を守るブルーシートだ。泥沼のような地面の上で座ったりさせられている現代の若者のために、せめてブルーシートを敷きつめよう」と呼びかけました。

 GJねっとの活動として、(1)青年の雇用実態アンケートを各地で取り組む(2)労働者の実態や労働法を学んで自分たちの権利を知る(3)若い世代のつながりを広げて大きな変化をつくる―ことが提起されました。

(2008年07月22日付「しんぶん赤旗」)



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