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たたかいに励まされた 雇用集会で若者ら交流

スーパーで労組結成男性の訴え 京都


いい店、働きやすい職場へ

 京都市内で開かれた「学ぶ つながる 変える 雇用大集会」(二十一日、日本共産党京都府委員会、民青同盟府委員会の主催)では、ホームレスに陥らざるを得ない日雇い派遣の実態などが告発され、日本共産党の山下芳生参院議員が、違法・無法な派遣労働の一掃と規制強化の方向へ政治を動かしている変化を語りました。派遣や請負の非人間的な働かせ方に青年自身が立ちあがり、労組の支援で改善させた運動などを交流しました。

 食品スーパー・フレスコで五月に正社員で労働組合を結成し、職場待遇改善を求めてたたかっている男性(24)の支援のよびかけに、「同年代でたたかっている青年たちの存在に励まされた」「泣き寝入りせずにがんばった思いが伝わってきて感動しました」などの感想が相次ぎました。

 男性の訴え(要旨)を紹介します。

  ◇

 入社してすぐ、労働時間の管理や労働者の権利が守られていないとわかる状態でした。タイムカードがなく、社員が当たり前のようにサービス残業をして、休日出勤に手当もありませんでした。店長が時間管理をし、八時間と提出していました。

 おかしい、こんなんが許されるのかなと思い、去年九月に、インターネットで調べて、「ユニオン南の風」を見つけました。組合のこともわからずとりあえず相談しましたが、すぐに勉強会を開いてくれ、組合をつくる決意をしました。

 いままでずっとなかったタイムカードも組合として要求し、団体交渉して七月から導入されることになりました。長時間労働の改善も始まっています。

 私たちの要求は、いいお店、働きやすい職場をつくるためです。組合の力って本当にすごいなと実感しています。支援をよろしくお願いします。

(2008年06月24日付「しんぶん赤旗」)



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