若者ネットワーク若者に仕事を

請負、派遣の実態ひどい 雇用、社会を語る

青年ユニオン、民青同盟 静岡・富士


 青年の仕事を考える集い(静岡青年ユニオン、日本民主青年同盟東部地区委員会主催)が八日、静岡県富士市で開かれ、十四人が参加しました。ロールケーキとお茶を楽しみながら雇用や社会について話し合いました。

 派遣会社のテクノサービス東海・信州から、雇用契約期間の途中で仕事から外されたまま放置され、残雇用期間における休業手当として平均賃金の十割支給を求める少額訴訟を起こした加藤智子さん(26)が、平均賃金の八割支給で和解したことを喜びをもって報告。参加者が「おつかれさま」「がんばったね」と声をかけました。

 参加者の話し合いでは、「毎日二時間の残業で体を壊すまでは残業を断れなかった。自分で自分を守らないと。派遣を続けていては生きてゆけない」「請負の労働者は、夜勤明けなのに昼まで残業させる」など派遣や請負の実態が出されました。

 また、青年雇用アンケートで「仕事をやめたりドロップアウトしてしまうと受け皿がない」などの声が寄せられたことが紹介され、労働法の学習会や十月の青年大集会に参加することが呼びかけられました。

(2008年06月11日付「しんぶん赤旗」)



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