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残業代出てますか?

民青同盟、街頭で労働相談 仙台


 民青同盟宮城県委員会(大内誠委員長)は十一日、仙台市の中央通り商店街で街頭労働相談と青年雇用アンケートに取り組みました。

 同県委員会の吉田若葉副委員長が、「残業代は出ていますか。有給休暇は取れていますか。労働相談で解決できます」とハンドマイクで訴えました。時折小雨の降る肌寒い気候でしたが、青年や女性が相談を寄せ、県労連の高橋正利議長らが応じていました。

 インターネットの求人広告で仕事を探して九州から仙台に来た二十四歳の青年は、「賃金の安い研修期間が一週間と聞いていたのに、来てみたら一カ月と言われ、困っている」と話し、パートで働く女性は、「パートの時間がどんどん減らされ、給料も安くなって職場の仲間みんなで困っている」と相談を寄せました。

 アンケートには六人が回答し、山形から買い物に来た幼稚園の先生をしている女性は、「正規なのに年収は百五十万円以下。残業代が出ないし、有給休暇も取れない。とてもやっていけない」と話していました。

(2008年05月14日付「しんぶん赤旗」)



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