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「SAITAMAはたらく青年交流会」開く

  2007年3月4日、さいたま市浦和区のときわ会館で「SAITAMAはたらく青年交流会」(埼玉県内の労組青年部・民青同盟でつくる実行委員会主催)を開き、110人が参加し、講演を聞いたり、グループディスカッションで、わいわい、がやがやとお互いの働き方や雇用の改善もとめる運動など時間も忘れて語り合い、交流しました。

 講演では、埼玉県労働組合連合会議長の原冨悟さんが、「労働基準法には基本的に、正規雇用とパート・アルバイトなどの区別はない。解雇制限や賃金などの最低基準はすべての労働者に適用される」と、また、首都圏青年ユニオン委員長の伊藤和巳さんが、「自分たちの立場や権利を知らない青年が多いし、企業側も知らない。まず知ることから始め、知ったことを周囲に知らせてほしい」と呼びかけました。

その後の小グループに分かれての交流では、各自の仕事などについて話し合いました。

参加団体からの発言

「建設労働者は基本的に日給制で、雨が降るなどして仕事がなければ収入がなくなる。雇用関係も不明確」(埼玉土建)

「そもそも教職員が少ないうえに、若い先生が少ない。月百時間の残業をすることも。熱心であればあるほど仕事が増える」(埼教組)

「非正規の教師や職員が増えている。一日五時間勤務の契約でも五時間で帰れるわけではなく、事実上最低賃金を下回る人もいる」(埼高教)

「埼玉県の人口十万人あたりの看護師数は全国最低。不規則な勤務形態なので体調に不安を抱いたり、『燃え尽き』て退職したりする看護師も出ている」(医労連)、

アンケート活動に取り組んだが、ひどい実態は一部の人の問題ではない」(民青同盟)





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