日本共産党

2002年3月10日(日)「しんぶん赤旗」

大学再編

国立大の役割向上こそ

石井・党副委員長 道教育大学長と懇談


 日本共産党の石井郁子衆院議員・党副委員長、児玉健次衆院議員、林紀子参院議員は八日、北海道教育大学(札幌市)を訪れ、村山紀昭学長と懇談しました。

 文部科学省が進める国立大学再編を調査する一環で、新潟大学学長との懇談に続くもの。道教育大は、札幌、釧路、函館など五分校体制の再編統合を計画しています。

 懇談で村山学長は、教育大学の役割の重要性などを強調しながらも、五分校体制では学生一人あたり教員数が不十分なため再編論議を進めざるを得ないと話しました。

 石井議員は、大学が地域に果たす役割や、「国立大学へ行きたい」という希望が強まる中で国立大学の学生定数を減らすことは国民の願いに反すると述べました。文科省による大学の独立行政法人化に対しても懸念を表明しました。

 村山学長は、「日本は私学の数に比べ国立大学の割合が低い」と述べ、国立大学の役割を高める必要があることで双方が一致しました。

 児玉議員は「期限を切り、枠をはめて各大学に再編統合計画を出させようというのは拙速で後退を招く。三十人学級の実現を念頭に置いた議論が大切ではないか」と話しました。

 村山学長は「まだ計画がつまったわけではない。学内での議論、地域との意見交換を進めたい」と語りました。

 石井議員らはこの後、全国大学高専教職員組合、道教育大教官と懇談。各分校での学内議論の状況や要望を聞きました。


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