日本共産党

2002年3月2日「しんぶん赤旗」

国立大の法人化反対で集会


京大職組

 国立大学の独立行政法人化を検討している文部科学省の調査検討会議が、教職員の非公務員化をふくむ最終答申の素案をまとめたことをうけ、京都大学職員組合は一日、京都市左京区の京大キャンパス内で緊急集会とデモをおこない、参加した約百六十人の職員が「教職員の非公務員化反対」「大学の自治を守ろう」などと唱和しました。

 集会では「長期的な展望にたって高等教育と研究に従事するという職務の性格に基づいて、全国民への奉仕者である公務員型の身分を維持することを強く要求する」とした決議を確認し長尾真京都大総長に提出しました。

東大職組

 東京大学職員組合(委員長・田端博邦教授)は、一日午後、東大内で、「国立大学の独法化反対――国立大学職員の『非公務員化』に反対する3・1緊急集会」を開催しました。

 文部科学省の「調査検討会議」が、教職員の身分を「非公務員」とする独法化最終報告原案をまとめようとしています。これに対し、「当事者である国立大学教職員の意見を聞くことなく、公務員としての『身分保障』を一方的に奪われることは、到底容認できない」と、教職員ら約百五十人が集いました。

 採択した集会宣言は、「非公務員化」について、「大学の職場を短期雇用が中心で、解雇しやすく、大学の都合で自由に職種を設定できる職場へと作り変えることを意図している」と批判。また、「学問の自由」を守るために制度的保障としてつくられた「教育公務員特例法」が「非公務員化」によって受けられなくなることは重大であると指摘しています。

 集会には、新潟大と東京外国語大の教職員組合の代表から連帯のあいさつがあり、北海道大、千葉大、京都大、大阪大、茨城大、佐賀大の教職員組合、国公労連から連帯のメッセージが寄せられました。

 京都大でも、同日、同様の集会を開きました。


もどる

機能しない場合は、ブラウザの「戻る」ボタンを利用してください。


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp