みんなで来てね「こどものぶたい」魅力いっぱい/人形劇団プーク、からくり楽器・笛師九兵衛さん

 11月1~3日に開催される第41回赤旗まつり(東京都江東区・夢の島公園)の「こどものぶたい」は、魅力あるプログラムがいっぱい。その中から、人形劇団プークの演目と笛師九兵衛さんを紹介します。

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(写真)人形劇団プーク
「おれはママじゃない!」から

3日間5ステージ

人形劇団プーク

 人形劇団プークは、今年創立85周年を迎えています。創設時から「すべての子どもと人々の幸福と、社会平和に貢献」することを、劇団の理念として掲げてきました。

 「プークはいつ上演するの?」との問い合わせにこたえ、今回は3日間で5ステージ。帰りの時間にも配慮しています。(1日 午後1時、2日 午前11時、午後2時、3日 午前11時、午後1時)

 まつりで上演する演目は「おれはママじゃない!」と「プー吉・チビのミニミニ劇場」の2本立てです。

 「おれはママじゃない!」は、ひよことワニのお話です。ひよこが生まれて初めて見たのはワニ。自分のママだと思いこんでしまったひよこは、ワニを「ママ、ママ」と追いかけます。ワニは「おれはママじゃない!」と、追い払いますが…。

 「プー吉・チビのミニミニ劇場」は、プー吉、チビの傘踊りや、南京玉すだれなど、バラエティー豊かなミニ劇場。人形劇の基礎をつくり同劇団の代表者を務めた故・川尻泰司の作品です。

 今年は川尻泰司の生誕100年の年でもあり、劇団では、記念作品に力を入れています。

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世界に一つのオリジナル楽器

笛師九兵衛さん

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(写真)からくり楽器で演奏する
笛師九兵衛さん

 からくり楽器で演奏を披露してくれるのは笛師九兵衛さん。楽器の裏側に付いた22個のペダルを踏んで、12匹のサルが持つパーカッションを鳴らしながら笛を吹きます。

 赤旗まつりは3回目の出演。「あれだけ盛大で内容の濃いまつりは他に例を見ないのでは。私自身、とても誇りに思います」

 もともとは公務員だったという九兵衛さん。退職し、所在なく過ごしていた折のことでした。

 以前から趣味で吹いていた笛を「子どもたちの前で演奏してくれないか」と、保育園から誘いがかかりました。

 100人近い子どもの前で演奏をスタート。30分の約束でしたが、10分もすると子どもたちは飽きて騒ぎ出しました。やがて1人の男の子がやって来て「おじさん、何やってるの? もう帰ってもいいんだよ」。

 意気消沈して帰ってきた九兵衛さん。「これはくやしい。どうしたら園児たちを1時間、集中させることができるか…」

 試行錯誤の末、現在のようなパフォーマンスを思いついたといいます。以来20年近く、保育園や小学校で演奏を続けています。被災地にも毎年3回、訪れています。

 「この楽器は、世界に一つしかない自分だけの楽器。自分独自の世界を持っていると、人と競争する必要もないし、人に嫉妬しなくてもすむ。自分にしかできないものを持っていると、いいですよ」と話す九兵衛さん。

 「こどもの舞台ですが、おとなが見ても楽しいですよ。ぜひ、赤旗まつりの子ども広場にお越しください」


「しんぶん赤旗」2014年10月17日