私も出演します 沖縄民謡の第一人者 古謝 美佐子さん 沖縄の心 届けたい 1日午後野外ステージ

古謝美佐子さん.jpg 9歳での初レコードから半世紀。沖縄民謡の第一人者、古謝(こじゃ)美佐子さんは、赤旗まつり初出演です。

 「共産党のまつり…。母は若い頃、夫を亡くしました。苦労した中で私に、“共産党は上等だよ”とよく言ってました。弱いもの、貧しいものの力になってくれる党だと」

 古謝さんは1990年に結成した女性4人の「ネーネーズ」で人気沸騰。96年にソロに戻ってからは98年発表の「童神(わらびがみ)」が、2001年のNHKテレビ小説「ちゅらさん」の挿入歌にもなりました。

 出演の話があったときは、「沖縄の心を歌でたくさんの人に届けられる。素直にうれしい、と」。11月1日午後3時の野外ステージ。「『童神』はもちろんですが、もとは賛美歌の『アメイジング・グレイス』などもね」

 レパートリーや活動の広さには驚かされます。沖縄だけでなく世界の子守歌、坂本龍一さんのユニットへの参加、ドボルザークの「家路」もアレンジして。

 その根底にある沖縄民謡とは―。「琉球人が生きてきた証(あかし)かな。沖縄の大きな歩みが歌になった」

 こう続けました。「“唐(から)の世から大和の世、大和の世からアメリカ世…”という歌もあります。やはり抑圧、差別されてきた。そんな叫びも歌になっているのでしょう」

 とくに米軍基地の問題はまさに古謝家の歴史と関わっています。「嘉手納基地で働いていた父は、私が3歳の時、基地内で米軍の車にはねられて亡くなりました。それだけに基地をなくさないとという思いは痛切です」

 話は11月16日投票の沖縄知事選に。「自然と環境がどれほど大事か。サンゴの海を埋め立てて辺野古(へのこ)に米軍基地をつくるなんてとんでもない。辺野古基地反対のオナガ雄志(たけし)さん、とことんがんばってほしいと思います」

 歌のほうでもうれしい知らせが。初代ネーネーズの2人と友人を加えた4人で「うないぐみ」を結成、来年初頭に新しいCDも出ます。

 「赤旗まつりでお会いしましょう」の言葉に力がこもります。 (小寺松雄/撮影・山城屋龍一)

「しんぶん赤旗」2014年10月11日