ソウル・フラワー・ユニオンのライブでリズムにのる参加者=3日、東京・夢の島公園.jpg
ソウル・フラワー・ユニオンのライブでリズムにのる参加者=3日、東京・夢の島公園

ロックで観客を魅了するソウル・フラワー・ユニオン.jpg
ロックで観客を魅了するソウル・フラワー・ユニオン

 「たくさんの勇気と元気をもらった」「大勢の人のパワーに圧倒された」―。東京都江東区の夢の島公園で開催の第41回赤旗まつりは3日、3日間で約15万人が参加し閉幕。来年のいっせい地方選挙と国政選挙で日本共産党が躍進して、「亡国の政治」を続ける安倍政権を打倒しようと決意を固めあいました。

 オナガ雄志候補の勝利をめざす沖縄県知事選(16日投票)。女性(72)=兵庫県明石市=は「仲井真弘多県知事は、約束を破って辺野古に新基地を建設しようとしている。新基地建設反対の民意を無視する安倍政権のやり方は許せない。必ずオナガさんを当選させたい」と話しました。

 パネル討論「再稼働ストップ! 原発ゼロの実現求めて」では、「原発廃炉」「再稼働反対」のコールで会場が一体に。

 「戦争する国にさせないために―憲法をまもり、集団的自衛権にストップ」に出演した怒りのドラムデモ、東京デモクラシークルーのメンバー、井手実さんは安倍政権打倒にふれ、「勝ちましょう。ぼくたちに未来がある」と締めくくりました。

 メインアリーナでは、不破哲三社会科学研究所所長が「『日本の戦争』を考える」と題した「科学の目」講座を行いました。開始2時間前から「不破さんの話をぜひ、聞きたい」という人たちで長蛇の列ができました。

 いっせい地方選挙に先駆けて行われる茨城県議選(12月14日投票)。江尻かな県議候補の当選をめざす男性(47)=水戸市=は「茨城県は子どもの医療費無料化に力を入れていません。子どもにも高齢者にもやさしい県に変えるために、江尻さんを当選させたい」と力を込めました。

 野外ステージのトリを務めたソウル・フラワー・ユニオンの「インターナショナル」で参加者は総立ちになり、盛り上がりました。

 夫と参加した横浜市の女性(30)=保育士=は「エネルギーを充電しました。たくさんの人が共産党を応援していると実感しました。私もユーモアを持ちつつ、いろんな人と協力して、良い世の中にしたい」と話していました。

「しんぶん赤旗」2014年11月4日

 「すごい集まり! 元気出ました」「お久しぶり。がんばっていますね」。東京・夢の島公園で開かれた第41回赤旗まつりは、3日間で約15万人が参加し大きく成功しました。4年ぶりの今回の開催は、1日はあいにくの雨でしたが、2、3日は、さわやかな秋の空気に包まれ、政治・文化プログラムなどはどこも盛況で、交歓の輪が広がりました。参加した方はもちろん、足を運べなかった方も紙面から一端を感じていただけましたでしょうか。参加者、まつり成功にご協力いただいた関係者すべての方々に感謝を申し上げます。

安倍政権打倒の声結集

 日本と世界が直面する問題を、日本共産党はどう考え、どう打開しようとしているのか―。志位和夫委員長の記念演説、山下芳生書記局長とドイツ文学翻訳家・池田香代子さんのトーク、5回目となる不破哲三社会科学研究所所長の「科学の目」講座などの政治プログラムは、参加者の期待と関心にこたえるものばかりでした。

 国民の声を聞かない「強権体質」と、カネまみれの「金権体質」の安倍晋三政権の暴走は平和の問題でも暮らしの問題でもいよいよあらわになっています。志位氏の記念演説は、安倍政権の「亡国政治」に正面から対決するとともに、あらゆる問題で抜本的対案を示し、実現のために、地域でも国政でも国際舞台でも行動する日本共産党の役割を縦横に明らかにしました。「この党を大きくすることに、日本の未来はかかっている」―。志位氏の呼びかけは参加者の共通の思いであり、元気と勇気を広げるものでした。

 山下氏と池田さん、小池晃副委員長とエコノミストの森永卓郎氏のトーク、沖縄基地、原発反対、憲法・集団的自衛権問題などの企画は、安倍政権の暴走とたたかう各分野の「一点共闘」が量質ともに発展を遂げていることを実感させました。「若者広場」で繰り広げられたパワフルな企画は、未来ある党の姿を鮮明にしました。

 不破氏の「科学の目」講座「『日本の戦争』を考える」は、来年の戦後70年を前に、日本の戦争の実態を事実にもとづき科学的につかむことは日本の前途を左右する根本問題であるとともに、アジアと世界の未来にとっても重要問題であることを解き明かしました。侵略戦争を礼賛する安倍政権を一日も早く終わらせることは、国際的にも重要な日本国民の責務です。

 初出演の歌手・八代亜紀さん、沖縄民謡歌手・古謝美佐子さんらの熱唱は参加者を魅了しました。一流の芸能・文化人らのプログラム、各分野の多彩な催しは、参加者の明日への英気を培ったことでしょう。

いっせい地方選勝利へ

 大激戦の沖縄県知事選(16日投票)と同時進行の開催は、「オール沖縄」のオナガ雄志(たけし)候補必勝へ熱く連帯する場となりました。

 いま臨時国会のさなかです。赤旗まつりに総結集した安倍政権打倒の力をさらに広げ、この秋の国民的大運動を発展させましょう。

 昨年の東京都議選、参院選で始まった日本共産党の新たな躍進の流れをさらに強く、大きく―。そのためにも5カ月後に迫ったいっせい地方選、国政選挙の勝利を実現し、日本共産党の躍進を本格的なものに発展させ、ともに未来を切り開こうではありませんか。

「しんぶん赤旗」2014年11月4日

講演する不破哲三社会科学研究所所長jpg 赤旗まつり恒例の不破哲三社会科学研究所所長の「科学の目」講座(3日)の今回のテーマは「『科学の目』で『日本の戦争』を考える」。開会2時間前から並んだ人らで、用意した1500席が開場早々に満席、第2会場まで人があふれ、参加者は不破氏の話に真剣に聞き入りました。

 不破氏は最初に「来年は第2次世界大戦の終結70周年。この日を日本国民がどういう立場で迎えるか、世界が注目しています」と語り、「『靖国史観』の信奉者が政府を乗っ取っている今日、日本の戦争の実態を事実に基づいて科学的につかむことは、日本の前途を左右する根本問題です」と述べ、本題に入りました。

侵略の事実 公文書が証明

 「歴代の自民党政権は『戦争の性格は歴史家が決める』で逃げてきました。しかし、日本の戦争の性格の判定は簡単明瞭。武力で領土拡大をはかるのが侵略戦争です。その尺度で見たらどうでしょうか」

 不破氏はこう述べ、1931年から45年までの15年戦争がどう始まったかを(1)「満州事変」(31年~)(2)日中戦争(37年~)(3)太平洋戦争(41年~)の3段階に沿って語り、それらがまぎれもない侵略戦争であったこと、政府・軍部の公式文書そのものが侵略戦争の実態をあからさまに示していることを強調しました。

世界に例ない無責任体制

 日本の戦争指導は世界に例のない異常な体制によって行われました。開戦の決定には首相が参加するものの、戦争の方針は天皇と軍首脳部がすべてを決める。天皇が絶対権限をもっていましたが、作戦を立てるのは軍首脳部。しかし、実際の作戦の立案と実行は作戦参謀が勝手に決める。陸軍と海軍は反目しあう。結局、戦争の全期間、全局を指導した人物は誰もいませんでした。

 不破氏は、日中戦争と真珠湾攻撃の決定を事例にこのことを語り、「戦争の全体に戦略的責任を負った指導者は誰もいなかった。アメリカにはルーズベルト、イギリスにはチャーチル、ソ連にはスターリン、ドイツにはヒトラーがいたが、第2次世界大戦をたたかった主要国家でこんな国は日本だけでした。いまあげた3段階でも、まともな展望を持って始めた戦争は一つもありませんでした」と強調しました。

戦没者の半数超が餓死

 では、兵士たちはどんな戦争をさせられたか。不破氏は、アジア・太平洋の各地域での戦死者数を記した地図を示し、日本軍人の戦没者230万のうち少なくとも半数以上が餓死者だったとの研究を紹介すると、参加者は驚きの表情を浮かべました。

 このようなことが起きたのは、軍首脳部が補給をまったく無視したからです。ガダルカナル島の戦闘では制海権・制空権もない島へわずかな食料だけを持たせて兵士3万人を送り込んだ結果、兵火による戦死者5千人に対し餓死者は1万5千人に上りました。しかし、軍中央は何の反省もせず、同じ失敗を繰り返しました。

 また、ヒトラーの軍隊さえ「捕虜を人道的に待遇すること」などと国際法にのっとった戦陣訓を持っていたのに、日本軍は国際法を無視する野蛮な軍隊に堕落していたこと、南京大虐殺事件や「慰安婦」問題の根底にこうした日本軍の体質があることを指摘し、「こんな軍隊は日本の歴史にも世界にも例がない」と強調しました。

国民の苦難より国体護持

 日本国民はドイツと違って戦争支持の首相を選んだことは一度もありませんでしたが、その国民は戦争指導部によってどういう扱いを受けたか。

 戦争の最後の1年間、戦争の見通しは完全になくなり、国土が戦場となる事態を前に、日本の戦争指導部の頭にあったのは「国体(天皇絶対の体制)護持」だけでした。45年初めの時点で戦争終結を決断していたら、本土空襲も沖縄戦も原爆投下も「満州」の悲劇もありませんでした。「戦争首脳部に、国民の受ける苦難への思いはまったくなかったのです」と不破氏は語りました。

戦後世界秩序の転覆狙う

 このような日本の戦争にまともに向き合おうとしないのが自民党政府の伝統的体質でした。不破氏は、その自民党の中で90年代に、日本の戦争は正義の戦争だったと主張する異質な流れが頭をもたげ、その中心に常に安倍晋三氏がいたことを指摘し、「まさに日本版ネオナチ」だと批判し、こうした侵略戦争を是とする異質な潮流が政権と自民党を乗っ取ったのが安倍政権だと語りました。

 不破氏は、安倍首相がくつがえそうとしているのは憲法9条と日本の戦後史だけではなく、ファシズムと軍国主義の侵略戦争の断罪の上に築かれた世界の戦後秩序だと警鐘を鳴らし、「このウルトラ右翼勢力の政治支配を一日も早く終わらせることが、今日、日本の未来のためにも、アジアと世界のためにも、日本国民が果たすべき重大な責務があります」と呼びかけると、参加者は大きな拍手で応えました。

 岩手県から来た男性(27)は「不破さんの講座を聞くために来ました。日本の侵略戦争がいかにでたらめな体制のもとで行われたかが、よく分かった。学校では習わない歴史の事実がいっぱいだった。さすが不破さんだ」と感想を語りました。

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「しんぶん赤旗」2014年11月4日

若者広場でラッパーのATS(アツシ)さん(右)、吉良よし子参院議員と一緒にコールする青年たちjpg
若者広場でラッパーのATS(アツシ)さん(右)、吉良よし子参院議員と一緒にコールする青年たち

 赤旗まつり「若者広場」3日目は、原発再稼働や集団的自衛権反対、安倍政権打倒を掲げて行動する無党派の青年が、「JACK THE REDFLAG」をタイトルに、「若者広場」を「占拠」しました。バンドやDJ、ラッパーが次々登場し、クラブさながらの音楽を響かせました。

 バンド「NORA BRIGADE(ノラ・ブリゲード)」はマーチングバンド風にアレンジした「インターナショナル」を披露。会場内を演奏しながら練り歩き、拍手と歓声でわきました。

 メンバーの江利川桂三さん(40)は、「原発反対などの抗議の場で共産党を見かけて、リスペクト(尊敬)していました。党員ではないですが、赤旗まつりが党員でなくても、もっと来やすくなれば、と思って参加しました」と話していました。

 ラッパーのATS(アツシ)さんと、日本共産党の吉良よし子参院議員が、「広場」を埋めた青年たちと「再稼働反対」「安倍はやめろ」とこぶしをあげてコールしました。

「しんぶん赤旗」2014年11月4日

 赤旗まつり野外ステージで3日、パネル討論「戦争する国にさせないために―憲法をまもり、集団的自衛権にストップ」が行われました。日本共産党の仁比聡平参院議員、フォトジャーナリストの古居みずえさん、怒りのドラムデモ、東京デモクラシークルーの井手実さんが、戦争の実相を告発し、広がる国民的な共同を語り合いました。

出演者

仁比 聡平 日本共産党参院議員

古居みずえ フォトジャーナリスト

井手  実 怒りのドラムデモ、東京デモクラシークルー

仁比さん 閣議決定のごまかし明白

古居さん 心壊す戦争の実態知って

井手さん 僕たち負ける気がしない

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「戦争する国にさせないために」で討論する(左から)井手、古居、仁比の各氏

 仁比さんは、「国会論戦を通じて集団的自衛権行使容認の閣議決定が『海外で戦争する国づくり』であり、“国民の命を守る”“戦争に巻き込まれない”など全くのごまかしであることが明らかになった」と告発。「自衛隊員が海外で人を殺し殺される『戦争する国』だとはっきりした。それだけに戦争の現実へのリアルな認識が大切だ」と語りました。

■破壊される日常

 古居さんは、イスラエルが無差別攻撃を繰り返すパレスチナ・ガザ地区の現状を紹介。サッカーで遊んでいたときに砲撃され重傷を負った少年たちや、攻撃された避難先の国連学校など、古居さんの撮影写真が大型ビジョンに映し出され、参加者は見入っていました。

 「犠牲者の7~8割は民間人。破壊されるのは建物だけでなく、彼らの日常生活です」と古居さん。使われた爆弾から日本製部品が見つかったエピソードにもふれ、「私たち(日本)はいつの間にか加害者になっている」とも語りました。

 井手さんは「言葉が出ない。怖いし、許せないの一言です」。仁比さんは「『自衛』の名のもとに行われる武力行使のハードルがいかに低いかを示している」とのべました。

■“直接言いたい”

 「“直接言いたい”という怒りの思いが支えています」

 井手さんは、反原発から始まった運動が、秘密保護法反対や集団的自衛権行使容認反対、さらに安倍政権打倒を求める運動へと発展し、若者の参加が増えていると語りました。

 「3・11の原発事故後1カ月はおびえていました。反原発の大集会に参加して、僕だけじゃないと励まされたのが、運動に加わるきっかけでした」

 人種差別のヘイトスピーチ(憎悪表現)に抗議する行動が世論を動かし、国会でも取り上げられるようになったと紹介し、「きっかけをつくったのは僕たちだ」と述べると、拍手が起こりました。

 「負ける気がしない。(安倍政権を)引きずり降ろす気でいます」と語る井手さんに、古居さんは「頼もしい。若い人はおとなしいと思っていたけど、若い人たちが動き始めてくれた」。

 仁比さんも、何度も「頼もしいですね」。「安倍首相をこれ以上居座らせるわけにはいかない」と述べると、「そうだ」の声と拍手が広がりました。

 井手さんは「さくっと声をあげていくのをスタンダード(標準)にしたい」と語りました。

■共同の要になる

 最後に古居さんは、「戦争で壊されるのは人生や生活、心です。現場でどんなことが起こっているのか知ってから決めてほしい」と発言。井手さんが「僕たちの方に未来はある、あいつらにはない! 勝ちましょう」と訴えると大きな拍手。仁比さんは、「立場や党派を問わず、多くの人たちと共同を広げていきましょう。日本共産党はその要となって全力を尽くします」と表明しました。

「しんぶん赤旗」2014年11月4日

 赤旗まつりの野外ステージで3日、パネル討論「再稼働ストップ! 原発ゼロの実現求めて」がおこなわれました。福島第1原発事故の被害に苦しむ福島、安倍晋三政権が再稼働を狙う川内原発がある鹿児島、毎週金曜日に抗議行動が続く首相官邸前、国会でねばり強く続くたたかいを熱く語り合いました。

出演者

神山悦子 日本共産党福島県議団長

向原祥隆 反原発・かごしまネット代表

越後 芳 首都圏反原発連合

笠井 亮 日本共産党衆院議員

越後さん 全国に連帯  官邸前続ける

笠井さん 安倍政権をノックアウト

神山さん 被災者の分断は許さない

向原さん 川内再稼働反対は圧倒的

再稼働ストップ!原発ゼロの実現求めて語り合う(左から)笠井、越後、向原、神山の各氏.jpg
再稼働ストップ!原発ゼロの実現求めて語り合う(左から)笠井、越後、向原、神山の各氏

 司会を兼ねた日本共産党の笠井亮衆院議員、神山悦子党福島県議団長、首都圏反原発連合の越後芳(かおり)さん、反原発・かごしまネット代表の向原祥隆(むこはら・よしたか)さんがパネリストとして登壇しました。

 最初のテーマは「原発問題の今をどう見るか」です。

 神山さんは、原発事故から約3年8カ月たった今も、12万4000人が避難生活を続けている実態を告発。見通しのない避難生活に追いつめられ、自殺などの関連死が増加するなかで、賠償をめぐって被災者を分断する安倍政権を批判しました。

 向原さんは、安倍政権が川内原発再稼働を地元に押しつけようとしていることに対し、「県庁前にテントを建て、再稼働に反対する県民の意思を示したい」と語りました。

 二つ目のテーマは「原発ゼロをめざす運動はどう進んでいるのか」です。越後さんが、首相官邸前抗議行動が先週で124回目を迎えたと紹介すると、会場から拍手がわきました。「デモに参加したことがない人も自由に参加できるスタイルで、思いを語り合える場になっている。抗議行動が全国で279カ所に広がっていることはすばらしい。私たちも一緒に続けていかなければいけない」

 向原さんは、川内原発がある薩摩川内市の隣、いちき串木野市内を全戸訪問し、人口過半数の1万5000人から再稼働反対署名が寄せられたと紹介。「対話すれば、8割から9割の人が反対だ。原発推進派は5%しかいない。世論は大きく広がっている」と語りました。

 神山さんは、県議会で県内原発10基廃炉を求める請願が全会一致で通ったことなどを紹介し、「オール福島」の願いとして県民過半数の100万署名に取り組んでいると話しました。

 最後に、「安倍政権をどう見るのか。政治は、どう役割を果たすべきなのか」をテーマに討論しました。

 越後さんは「3・11まで政治に無関心だったが、安倍政権の危うさにいてもたってもいられず、路上で叫び続けている。この会場を埋めつくす人を見て、これだけの人がいたら、変えることができると思った。官邸前に来てください」と訴えました。

 向原さんは「私たちは権力の脅しに屈する臆病者ではない。一歩も引かず、再稼働を断念させるまで頑張っていきたい」と語りました。

 神山さんは「川内原発を再稼働させてはいけません。福島の実態とたたかいを見に来てください」。

 笠井さんは「どの問題でも世論に逆行する安倍政権は、国民的反撃によってぐらぐらし始めた。安倍政権をノックアウトしよう」と呼びかけました。

 

 

「しんぶん赤旗」2014年11月4日

沖縄の店の前で参加者と「がんばろう」を歌う志位和夫委員長.jpg
沖縄の店の前で参加者と「がんばろう」を歌う志位和夫委員長

 志位和夫委員長は3日、赤旗まつり会場で南関東ブロック3県(神奈川、千葉、山梨)それぞれの決起集会や大書籍市でのサイン会に参加、会場を散策し参加者と交流しました。沖縄県のテント前では知事選でのオナガ雄志候補勝利を訴えました。

 南関東3県の決起集会には、小池晃、田村智子両参院議員、はたの君枝衆院比例候補も参加。志位氏は、「いっせい地方選挙での全員当選、衆院選での躍進を勝ち取るよう頑張りましょう」と呼びかけました。

 沖縄県のテント前では「仲井真知事の裏切りは断じて許せない。オナガ氏を必ず知事に押し上げ、安倍政権に審判を下しましょう。私も最後まで全力を尽くします」と訴え、参加者らと「がんばろう」と唱和しました。

 長野県伊那市から参加した女性(72)は志位氏と握手を交わし、「うれしい。最高です。共産党を大きくするために頑張ります」と語りました。

「しんぶん赤旗」2014年11月4日

日航原告団テントを訪れ、パイロット模擬制服姿で激励する山下芳生書記局長(右端).jpg
日航原告団テントを訪れ、パイロット模擬制服姿で激励する山下芳生書記局長(右端)

 日本共産党の山下芳生書記局長は、赤旗まつり会場で日本航空に解雇撤回を求めて裁判をたたかう原告団(パイロット・山口宏弥団長、客室乗務員・内田妙子団長)のテントを訪問し、原告たちを激励しました。

 テントには、公正な裁判を求める署名コーナーや客室乗務員手づくりアクセサリーやオリジナル焼酎「そら」などの物産コーナー、パイロットの模擬制服を着用できるコーナーもあります。

 山下氏は、模擬制服と帽子を着用し、「若手キャプテンのようですね」と拍手を受けました。山下氏は、「この服を着ると気が引き締まり、みなさんが空の安全を守るために誇りをかけて働いていたことを実感できました。みなさんが職場復帰できるよう、国会でも奮闘します」と話しました。

 日航解雇撤回裁判原告団のテントに、市田忠義副委員長、穀田恵二国対委員長、吉良よし子参院議員らも訪問しました。

「しんぶん赤旗」2014年11月4日

 11月1、2、3日の3日間、東京都江東区の夢の島公園で開催した第41回赤旗まつりは、約15万人の参加で成功しました。初日こそ雨まじりの天気でしたが2日目、3日目とも天気に恵まれ、さわやかな秋の日々を心ゆくまで楽しんでいただきました。みなさんのご参加とご協力に心からお礼申し上げます。

 今回の赤旗まつりは、楽しく元気の出る集いとして、また、安倍政権打倒の一大政治集会として、何よりも、来年のいっせい地方選挙での日本共産党の勝利と前進への跳躍台として、ご満足いただけたものと確信しています。

 日本共産党の前進のために、ご協力、ご支援を心からお願いします。

 2014年11月3日

第41回赤旗まつり実行委員会

「しんぶん赤旗」2014年11月4日

志位和夫委員長の記念演説を聞く会場いっぱいの参加者=2日、東京・夢の島公園.jpg
志位和夫委員長の記念演説を聞く会場いっぱいの参加者=2日、東京・夢の島公園

 歌って学んで食べて交流して、希望がふくらんだ―。第41回赤旗まつりは2日、約8万人のたくさんの笑顔で東京都江東区の夢の島公園の会場が埋まりました。2日目はときどき陽光が差し、心地よい秋風が全国の参加者を出迎えました。

 野外ステージを立すいの余地もないほど埋め尽くした参加者を前に、志位和夫委員長が「この党を大きくすることに日本の未来はかかっている」(全文)と題して記念演説。いっせい地方選、国政選挙に勝利し「日本の政治の希望ある未来を開こう」と呼びかけると、割れんばかりの拍手と歓声があがりました。

 志位さんに続いて登場した八代亜紀さん。たくさんの聴衆を見て「すごい人。こんにちは。私、晴れ女なの」と話し、ジャズや「舟唄」などを熱唱。大きな喝采を浴びました。歌い終えた八代さんが「一緒にがんばろう。元気でね」と繰り返し聴衆に声をかけると拍手が沸きました。

 来春のいっせい地方選挙の候補者の大集合も圧巻。山下芳生書記局長の紹介で、地方選候補者とともに衆院選比例候補者(第1次)19人が発表され、ステージに並ぶと、ひときわ大きな声援が飛びました。


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記念演説する志位和夫委員長

 安倍政権の「亡国の政治」に正面から対決、抜本的対案を示し、その実現のために、地域でも国政でも、さらに国際舞台でも行動している日本共産党―。志位委員長の記念演説は、国内外で光る日本共産党の役割を縦横に解き明かしました。

 志位氏は冒頭、「亡国の政治」で暴走する安倍政権が、二つの点で民主主義と相いれない体質をあらわにしていると告発しました。

 第一は、国民の批判に一切耳を貸さない強権体質です。安倍政権は、集団的自衛権、消費税大増税、原発再稼働、沖縄新基地建設に反対する国民多数の声に耳を傾けず、異論を「見解の相違」「過去の問題」と切り捨ててはばかりません。「問答無用の強権政治には、つける薬はありません。国民みんなの力で打倒に追い込もうではありませんか」と呼びかけると、「よーし」の声と拍手が湧き起こりました。

 第二は、カネの力で政治をゆがめる古い金権体質です。とめどなく広がる閣僚の「政治とカネ」疑惑はそれを示しており、一連の政治腐敗の元凶に企業・団体献金と政党助成金があると指摘。わけても、導入から来年20年になる政党助成金は、カネに対する感覚をマヒさせ、政治腐敗を加速させ、日本の民主主義を破壊しています。「政党助成金20年の節目の年に向けて、憲法違反のこの制度を撤廃する国民的運動を起こすことを心から呼びかけるものです」と力を込めました。

 そのうえで、「戦争する国」づくり、暮らしと経済、原発問題など国政の根本問題で安倍政権と対決する日本共産党の値打ちを、国会論戦も交えて浮き彫りにしました。

 集団的自衛権の問題では日本共産党の論戦によって、自衛隊が米軍と肩を並べて戦争を行う―「海外で戦争する国」づくりこそ正体であることがはっきりしたこと、北東アジアの平和と安定をはかるためには「憲法9条の精神に立った平和の外交戦略の確立」が大切だとして、党の提唱する「北東アジア平和協力構想」の意義を力説しました。

 このなかで、韓国の高麗大学で行った講演と反響を紹介。「日本共産党の存在と、私たちの提唱する『北東アジア平和協力構想』に初めて接した韓国の若いみなさんが、そこに『別の日本』『新しい希望』を見いだしてくれたのは、大変うれしいことでした」と語り、「『海外で戦争する国』づくりの道か、憲法9条の精神にたった外交力で平和と安定を築く道か―どちらに未来があるのかは明らかではないでしょうか。私たちは、この『構想』が実るよう、引き続き国内外であらゆる知恵と力を尽くす決意です」と表明すると会場から大きな拍手が起こりました。

 暮らしと経済の問題で志位委員長は、働く人の実質賃金の減少など、安倍政権の経済政策・アベノミクスが悪循環の大失敗に陥っていることを告発しましました。「ところが(首相は賃金が)下がっているものを『上がっている』と言い張る。経済の見方が『逆立ち』しているから下が上に見える。これ一つとっても、安倍政権にはもはや、日本の経済のかじ取りをする資格はありません」と批判。日本共産党の「暮らしと経済を立て直す四つの緊急提案」を示すとともに、労働者派遣法改悪案を廃案に追い込もうと呼びかけました。

 九州電力川内原発の再稼働については、「『噴火は予知できる』という新たな『安全神話』と無責任な避難計画で再稼働を強行するなど、断じて許してはなりません」と力を込めました。

 「沖縄ではいま、オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・撤去、県内移設断念を求める『建白書』を旗印に、保守と革新の枠組みをこえ、新しい沖縄をつくろうという歴史的な動きが起こっています」と県知事選のたたかいを紹介した志位氏。「『沖縄は屈しない』という沖縄県民の決意に、私たちがこたえようではありませんか」と呼びかけると、会場の参加者は「よーし」の声と拍手でこたえました。

二つの国際会議での活動―道理ある主張は必ず生きる

 「ここで世界とアジアに目を広げてみたい」と切り出した志位氏。会場の参加者は真剣に聞き入りました。

 志位氏は、自らが出席したアジア政党国際会議第8回総会(スリランカ・コロンボ)と日韓・韓日議員連盟合同総会(韓国・ソウル)での活動について報告しました。

 アジア政党国際会議では、(1)東南アジア諸国連合(ASEAN)のような地域の平和協力の枠組みを北東アジアなど全アジア規模に広げる(2)核兵器禁止条約の速やかな交渉開始を呼びかける―という二つの重要な課題で画期的な内容が盛り込まれたことを強調。「日本共産党が提唱している『北東アジア平和協力構想』の方向が、アジアの諸政党全体の賛同をえたことは大変にうれしいことです」と語るとともに、「この二つは、日本共産党が事前に文書で提案していたものです。それが『コロンボ宣言』に取り入れられ、アジアの政党の共同要求となったのです」と語りました。

 日韓・韓日議員連盟合同総会の様子について、自らの発言に対する朴槿恵(パク・クネ)大統領の様子などを報告した志位氏。「全会一致で採択された『共同声明』には、日本側が『河野談話』『村山談話』を継承することを再確認するとともに、両国議連として『談話の精神にふさわしい行動をとることにした』と明記されました。さらに『慰安婦』被害者の『名誉回復と心の痛みをいやすことが出来るような措置が早急にとられるよう日韓双方が共に努力する』ことが明記されました」と語り、「この二つの内容は、私たちが一貫して主張したことでしたが、両国議員の努力によって、そうした内容が『共同声明』に全会一致で盛り込まれたことは、問題解決への一歩として歴史的意義をもつものだと考えます」と強調しました。

 また、「河野談話」を否定する勢力に対する徹底した論陣を張ってきた日本共産党への韓国での反響の一例として、朝鮮日報での自身のインタビュー記事を掲げて紹介しました。

 志位氏は、二つの国際会議で共通して実感したことがあると語り、「道理ある主張は必ず生きるということです。そのことに深い確信を持ち、アジアと世界の平和と友好のために、日本社会の民主的改革のために、頑張りぬこうではありませんか」と訴えました。

 最後に、「安倍政権の『亡国の政治』に、どの問題でも正面から対決し、国民とともにたたかう党が日本共産党です。外交でも経済でも抜本的対案を示し、その実現のために、地域でも、国政でも、さらには国際舞台でも、行動している党が日本共産党です。この党を大きくすることに、日本の未来はかかっているのではないでしょうか」と問いかけ、いっせい地方選挙、国政選挙の党躍進を熱く訴えると割れんばかりの拍手がわき起こりました。

「しんぶん赤旗」2014年11月3日