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2007年6月29日(金)「しんぶん赤旗」 「従軍慰安婦」問題について志位委員長の会見(大要)より
日本共産党の志位和夫委員長が6月28日におこなった記者会見での発言大要のうち、「従軍慰安婦」問題に関して述べた部分は次の通りです。 米下院「従軍慰安婦」決議――首相は真摯に受け止め、真剣に検討せよ
もう一つの重要な問題は、米国の下院の外交委員会が、「従軍慰安婦」問題で日本政府に公式の謝罪を求める決議案を採択したことです。 昨日、安倍首相は「コメントするつもりはない」とのべましたが、こうした人ごとのような対応が許される問題ではありません。なぜなら、こうした重大な事態に立ち至った最も重大な要因は、「靖国」派――過去の戦争を肯定・美化する勢力が繰り返してきた言動そのものにあるからです。 米下院外交委員会の決議は、つぎのようにのべています。 「日本の官民の関係者たちは最近、彼女たちの苦難にたいして、政府の真剣な謝罪を表明した一九九三年の『河野洋平内閣官房長官の慰安婦に関する声明』を薄め、あるいは無効にしようという願望を示している」 ここで、「『河野談話』を薄め、無効にしよう」としていると批判されているのは、「靖国」派の一連の言動そのものです。すなわち、首相が三月に「従軍慰安婦」問題について、「強制連行を裏付ける証拠はない」という発言をおこなったこと、さらに六月に、自民、民主、無所属の国会議員らが共同でワシントン・ポストに「意見広告」を出し、「強制連行はなかった」、「慰安婦の待遇はよいものだった」などとのべたことが、批判の対象とされているのです。「靖国」派の、こうした歴史をわい曲する姿勢は、国際社会ではとうてい通用するものではないことが明らかになった、「靖国」派の破たんが国際的にもはっきりしたのが、いま起こっている事態です。 私は、安倍首相と日本政府に、この決議について「コメントするつもりはない」などという無責任な態度はとるべきでない、この決議を正面から真摯(しんし)に受け止め、真剣に検討することを、強く求めるものです。そして、首相は、「河野談話」に反する自らの発言を撤回し、この問題についての日本の歴史的責任を疑問の余地のない明確な形で、国際社会に明らかにすることを強く求めるものです。 「河野談話」に罪を着せ、破棄しようとする「靖国」派の動きは許せない
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