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2007年3月2日(金)「しんぶん赤旗」

  

妊婦、3時間かけ通院/車中で出産

産科医不足は深刻 岩手・花巻

小池、紙議員 実態を調査


 日本共産党の小池晃、紙智子両参院議員は2月28日、深刻な産科医不足の実態を調査するため、岩手県花巻市で住民団体のメンバーや助産師ら8人と懇談しました。

 花巻市、北上市、遠野市を含む県中部は東京都と同じくらいの面積になりますが、産科医のいる総合病院は3つしかありません。

 花巻市の「お産と地域医療を考える会」の会員は「妊婦が雪の中、車を3時間運転して検診を受けに行く」「車中で産気づいて出産してしまった」といったケースを紹介し、「助産師を再配置・再教育してその力をもっと活用すれば地域でいいお産ができるのではないか」とのべました。

 県立病院で勤務した経験を持つ北上市の助産師は、「医師が2人体制のところでも、深夜の出産があったあとに日中の外来診察があるとつらい。私たち助産師も忙しすぎて妊婦を十分ケアできないことがあった」と勤務状況の大変さを話しました。

 県は花巻、北上両市にある県立病院の統合を計画しており、統合された病院から産科がなくなる恐れもあります。共産党の照井明子市議らは「これ以上の集約化は地域になじまない」と指摘。桜井肇市議は「産科医不足は妊婦だけの問題でなく、地域全体の問題だ」とのべました。

 小池議員は「行政が地域で安心して子どもを産める体制をどうつくるかが大切。今日の話を国会論戦に生かしたい」と話しました。


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