仏で生まれた子ども 半数が婚外子
合計特殊出生率は欧州第2位 充実した少子化対策
【パリ=浅田信幸】
フランスで昨年生まれた子どものほぼ2人に1人が婚外子−−このほど発表された国立統計経済研究所(INSEE)の「2004年人口動態統計」がこんな数字を明らかにしました。
それによると、昨年誕生した約78万人の47・4%が結婚していないカップルの子。1999年の42・7%と比べて5年間に4・7ポイントの伸びで、2−3年後には、過半数に達する傾向を示しています。
非婚・晩婚化も進行し、昨年結婚したカップルは26万6千組で、2000年比で約4万組の減少。結婚の平均年齢は男女ともこの15年間に3歳ほど高くなり、男性30・6歳、女性28・5歳となっています。
一方、1人の女性が生涯平均何人の子どもを産むかを示す「合計特殊出生率」は1・91と高く、欧州ではアイルランドの1・98に次いで第2位。充実した家族手当など少子化対策が効果をあげていることを示しています。
今年1月1日現在の人口は、海外県・領土を含めて6240万人と推定されています。