2003年6月26日(木)「しんぶん赤旗」

保育充実、民営化問題考える

横浜で市民の会結成


 横浜市の市立保育所が来年度の四園を手始めに順次民営化される問題で二十四日、中区で市立・民間の保育士、園長、父母、市民ら四十人が参加して、「横浜の保育を充実させ、市立保育所の民営化問題を考える市民の会」を結成しました。

 横浜市従業員労働組合が、保育関係者などによびかけていたものです。「市民の会」は、横浜市保育問題協議会、子どもを守る横浜各界連絡会、全国一般労組横浜保育所分会、横浜市従業員労働組合などの幅広い団体、個人で構成しています。

 結成会では、民営化に反対する市従闘争委員会の菅野昌子事務局長が民営化をめぐる状況などを報告。民間・市立保育所などの保育制度の拡充、市立保育園の存続などを求めて活動することを確認しました。「市立民営化に反対し子どもと親が安心できる保育施策の充実を求める」署名は、四万人分を超えています。

 来年度対象園の丸山台保育園に一歳児の娘を預ける田伏奈都絵さん(31)は「子どもを中心に考えていない中田市長の政策に憤りを感じています。『市民の会』は、いろんな立場の方たちが保育園を守ろうとしてくれているので心強い」と話していました。

 結成会に先立ち、会参加者らは市福祉局に、民営化の具体的実施にあたり、「関係者の合意抜きの迅速な判断を行わないこと」を要請しました。

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