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仙台地裁 鐘淵化工は給料支払え
――女性従業員不当解雇問題で仮処分決定

 昨年、鐘淵化学工業を不当解雇された鈴木厚子さん(49)と神室(かむろ)理枝さん(36)が、地位保全と賃金支払いの仮処分申請をおこなっていた問題で、仙台地裁は26日、会社に対し、昨年11月以降の給料を支払うよう命じる仮処分を決定しました。

 鈴木さんと神室さんは、鐘化・建材事業部東北営業所(仙台市)に勤務していました。昨年8月7日、会社は「債務超過になっている子会社(カネカ東北建材)の営業を停止し、東北営業所は閉鎖、営業スタッフだけを残す」と宣告。経理や総務を担当していた鈴木さんと、データ入力や部材発注などの仕事をしていた神室さんは、10月いっぱいでの解雇を通告されました。

 2人は、知人に見せられた「しんぶん赤旗」で、退職・転勤を命じられた総合商社ニチメンの女性が裁判に訴え職場復帰したことを知り、昨年10月26日、仙台地裁に仮処分申請をおこないました。

 解雇された後も、8月初めまで毎日会社に通い、「働きたい」と訴え続けてきました。

 決定の報告をうけて鈴木さんは、「泣き寝入りせずにたたかってきて本当によかった。1人だったら、たたかうのは難しかったと思います。周りに応援してくれる人がいて、精神的に支えられました」と話しています。

2002/8/31付「しんぶん赤旗」掲載


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