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日本共産党

 公明党・創価学会こそ「ハイエナ」の名に値する

不破議長、現在の反共攻撃を痛烈に告発

2001年4月14日(土)「しんぶん赤旗」


 日本共産党の不破哲三議長は、十三日の東京・墨田区の演説会で、国政、都政問題の解明につづいて、日本共産党への攻撃に言及しました。

 不破氏は、日本共産党が腐敗政治と無縁で国民、都民の立場でまともな政治をつくる対策をうちだしているからこそ、相手陣営が攻撃を集中してくると指摘しました。

 なかでも自民党が、悪政がひどくて「共産党攻撃」をしても国民からは相手にされない状況にあるいま、反共攻撃を買って出ているのが公明党です。いま全国で、“共産党が石原都知事の業績を盗みどりした”と「ハイエナ・ビラ」と呼ばれる反共ビラを配布しています。

 「共産党の悪口をいうのに、なぜ自分の言葉でいえないのか」と提起した不破氏は、「虎(とら)の威を借るきつね」ということわざをひきながら、「都知事の威を借る公明党ではないか」と痛烈に批判。さらに、石原知事の「ハイエナ」答弁自体が自民、公明以外の都議会各派からも問題発言ときびしく批判されていることを紹介し、「問題発言を自分のエモノにして全国にふれまわることこそ、腐った肉でもくらいつくハイエナ流のやり方ではないか。『ハイエナ』という言葉は熨斗(のし)をつけてていねいに公明党にお返しする」とのべると、会場から爆笑と拍手が起きました。

 不破氏は、つづいて「公明党が自分の言葉でいえないのは、都民の利益を守る独自の立場がないからだ」と指摘。首都機能移転問題でも、国会では賛成しながら石原知事が反対だというので都議会では知事に同調したこと、シルバーパスの有料化は、四年前の都議選では「現行制度を守る」と公約しながら、石原都政が有料化するとなったら、公約を投げ捨てて賛成したことなどの例をあげ、「『いいこと』についても、『悪いこと』についても、都民の利益を守る独自の立場がない」ことを具体的に解明しました。

 さらに、「公明党には悪政を擁護する前に、国民の前に説明すべき問題がある」と指摘。KSD疑獄や機密費疑惑でみずからの関与に一言の反省もせず、共産党攻撃に血道をあげていることを批判しました。そして「日本の選挙を汚すこんなやり方は国民自身が払いのけて、国民のための政治を実現する力を伸ばそう」と訴え、大きな拍手に包まれました。

 また、不破氏と京都の宗教者との懇談会を紹介し、「信条の違いを超えて庶民の幸福のために力を合わせることが、国民の団結で二十一世紀の日本を開く道だ」と強調。日本共産党の不屈の歴史もふりかえりながら、「公明党・創価学会のウソと謀略の反共攻撃は人間の尊厳と正義の名において断固たたかおう。都民、国民の利益を守るたたかいで正義が勝つことは間違いない」と力強くよびかけました。

 最後に、不破氏は「中小企業の街・墨田で中小企業を食い物にしたKSDの本拠があったことも許せないが、都議会の三議席をKSDの応援を受けていた自民、公明に独占されていることも許せない」とのべ、鈴木順子都議候補の必勝を呼びかけるとともに、参院選での緒方靖夫候補の必勝と比例区での日本共産党の躍進を訴えました。

 

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