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日本共産党

革新市政の発展求め
那覇市街頭に1万人こえる市民

ほりかわさん当選で
21世紀、那覇市と沖縄の未来ひらこう

不破委員長が訴え

2000年11月3日(金)「しんぶん赤旗」


【写真】訴えを聞く那覇市民(11/2) 自民・公明勢力と対決し、広範な市民が推すほりかわ(堀川)美智子候補(59)との一騎打ちとなっている歴史的な那覇市長選(五日告示、十二日投票)。ほりかわ候補の必勝をめざす「市民が主人公 新生・なは市民の会」は二日夜、那覇市のパレットくもじ前で、街頭大演説を開き、一万人を超える市民が集い、熱気につつまれました。ほりかわさんを推す五政党の党首も駆けつけました。

 ほりかわ候補は夫の恭平さんと登場。自公候補が「市の借金二千三百億」などと、事実無根のなりふりかまわないデマ宣伝を展開していることにたいし、「那覇市はまかせられません」と批判。三十二年間に裏打ちされた革新市政の成果を今度は、「市長が、直接市民と会って、直接耳を傾け、市民本位の市政を大きくしたい」と訴えると、拍手・指笛が響き渡りました。

 日本共産党の不破哲三委員長は、ほりかわ候補との出会いを紹介しながら、「市政のあらゆる分野に通じ、市民の思いを市政に生かそうとする方。市長の座にもっともふさわしい」と呼びかけました。

 そして、相手陣営の公明党代表代行が昨日、三十二年間の革新市政全体を攻撃したことについて、「公明党はことし五月に相手候補を推すと決めたときまで、少なくとも二十三年六カ月は与党だったはず。自分の思惑のために自分の党の歴史まで否定してもかまわない陣営だ」と厳しく批判しました。

 不破氏は、そのうえで三十二年間、革新市政を守ってきたことは二十一世紀の沖縄にとってすばらしい意味があるとのべ、自民党政治と革新市政の違いを解明。第一に、「市民、県民のくらしと地元経済中心か、本土の大企業中心か」と強調。第二に、「基地をとり除く市政か、アメリカいいなりの市政か」とのべ、「那覇市政は、基地返還の先駆けで、跡地の街づくりでもすばらしい見本をつくっている。この政治こそ、二十一世紀に求められている」と力説しました。

 不破氏は最後に、相手陣営が市の財政破たんを攻撃している問題をとりあげ、政府の資料で、市民一人あたりの借金は全国四十六の道府県庁所在地のうち三十四番目で低い方だと指摘。「自治体の借金を心配するなら、もっと借金が多い、本当に財政破たんしている自分たちの市政でビラをまくべきだ」とのべ、大きな笑いがおきるなか、「沖縄の政治の方向がかかったこの選挙、県庁所在地でただ一人の革新市長、女性市長を実現させよう」と訴えました。

 民主党の鳩山由紀夫代表、自由連合の徳田虎雄代表、沖縄社会大衆党の島袋宗康委員長(参院議員)、社民党の土井たか子党首、「市民の会」の会長・親泊康晴那覇市長らが激励のあいさつをのべました。

 民主党の鳩山代表は、自民党国会議員が沖縄サミットを利用して、利益・利権を誘導したことをあげて、ほりかわ候補の勝利で「そのような汚い政治を追放しよう」とあいさつ。社民党の土井党首は、「平和とともにくらせる那覇市を実行できる市長をみんなでつくろう」と呼びかけました。

 これに先立ち、各界各層がリレートーク。全国に自慢できる那覇市をほりかわ候補に託そうと訴えました。

 

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