絶対主義的天皇制

 戦前、天皇が絶対的な権限をもって国民を支配した体制。1889年の大日本帝国憲法で法制化されました。天皇は、大臣の任免権、宣戦・条約締結の権利、軍の統帥権などをもち、勅令の名で法律も公布できました。このもとで、資本家と地主の利益を擁護し国民を無権利状態においた専制支配がおこなわれました。


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