日本共産党第24回大会 2006年1月11〜14日

 党大会終わる(14日)

社会的連帯と反撃が未来開く
歴史的な日本共産党第24回党大会 決議採択し閉幕
綱領と決議指針に本格的前進を 144人の新中央委員会を選出

新3役決まる
幹部会委員長・志位和夫氏、書記局長・市田忠義氏、副委員長に石井、緒方、浜野氏
不破氏、議長職退く

写真 十一日から静岡県熱海市の伊豆学習会館で開かれていた日本共産党第二十四回大会は十四日、新しい綱領を指針に二年間の豊かな活動にもとづいた活発な討論で練り上げられた大会決議案、「衆議院小選挙区選挙供託金支援基金」設置案、中央委員会報告と結語をそれぞれ全員一致で採択。大会決定を先頭に立って実践する百四十四人の新中央委員会を選出し、四日間の幕を閉じました。

写真 新しい中央委員会の第一回総会を受けて、浜野忠夫中央委員が新人事の選出経過について報告。新三役として、幹部会委員長に志位和夫、書記局長に市田忠義、幹部会副委員長に石井郁子、緒方靖夫、浜野忠夫の各氏が選ばれたことを紹介しました。

 このなかで浜野氏は、不破哲三氏が議長職を退いた今回の人事について、不破氏の申し出を真剣に検討した結果であることを説明しました。

 続いて不破氏が、議長職を退くことをなぜ申し出たかの問題とあわせて、一九七〇年に書記局長に選出されて以来の三十六年間を振り返り、日本政治における日本共産党の位置の問題について発言しました。

   ◇   ◇

 午前九時半に始まった大会最終日は、志位委員長が、大会決議案、中央委員会報告についての結語をのべました。

 続いて、補強・修正をした大会決議案、「衆議院小選挙区選挙供託金支援基金」の設置について、中央委員会の報告と結語を、それぞれ全員一致で採択しました。

 役員選考委員会、役員選挙管理委員会、資格審査委員会の各報告を確認した後、中央役員の選挙が行われました。投票の結果、中央委員百三十人、准中央委員十四人の全員を信任しました。

 新しく選出された中央役員が、壇上で一人ひとり紹介されました。

 最後に、志位和夫委員長が閉会のあいさつに立ち、「新しい綱領と大会決議を縦横に活用して、日本の進路と党を語り合い、強く大きな党をつくろう」と呼びかけると、会場は大きな拍手に包まれました。

志位委員長が結語

 志位委員長は結語の中で、三日間で五十八人が発言した討論について「どの発言にも共通していた大きな土台を感じた。それは新しい綱領への確信だ」と強調。情勢を長期的視野、世界的視野でとらえる新しい綱領の情勢論の核心が共通の認識になった大会だったこと、全党討論で出された意見や疑問を正面から真剣に受け止め、報告で解明するなかで、党の認識がさらに豊かに発展した、とのべました。

 そのうえで、参加者が共通して感じた討論の特徴を三点にわたってあげました。

 第一は、自民党政治のゆきづまりのもとで、暮らしと平和を守る国民のたたかいが日本列島どこでも深いところからわきおこり、日本共産党が?命綱?の役割を果たしていることが鮮やかに浮き彫りになったことです。志位氏は、ホームレスの来院が急増する医療現場の代議員の発言などを紹介し、「社会的連帯で社会的反撃を」が大会を通じて全党の合言葉になったと力説しました。

 第二は、若い世代から、年配の世代まで、気持ちが通じあう大会になったことです。志位氏は、人間としての誇り、尊厳さえ踏みにじっている現状を打開する青年たちの活動、反戦、憲法擁護を訴え続ける最高齢八十歳の支部長をはじめ、年配の党員がいまも第一線で奮闘する姿を改めて紹介しました。

 第三は、強く大きな党づくりの大道が浮かび上がった大会だったことです。「政策と計画」をもって、どんな困難をかかえた支部でも必ず党勢拡大などで進んだ支部に変わることが語られたと指摘。「ほんらい拡大は、同じ志にたって歩む、かけがえのない仲間を増やすこと」として、五十万の党・三割増の読者をやりとげ、来年のいっせい地方選、参院選での本格的な前進をかちとろうとよびかけました。

 「衆議院小選挙区選挙供託金支援基金」の設置に討論で積極的に賛同する意見が寄せられたことにもふれたあと、海外代表が大会を、参加者の規律ただしさ、真剣さ、そして団結に強い印象をもち、決議案と報告の内容そのものに政治的立場や宗教的立場の違いをこえて、共鳴したという感想が寄せられたことを紹介。海外代表に感謝を表明しました。

 この後、全党討論、中央委員会報告、大会での討論をふまえた決議案の修正・補強を提案しました。

衆議院小選挙区選挙供託金支援基金を採択

 党大会最終日に採択された「衆議院小選挙区選挙供託金支援基金」は、党員からの自発的な拠出(募金)を積み立てることで設定されます。中央委員会に設置されます。単位は、一口百円、毎月一口以上です。衆院小選挙区に候補者を立てる選挙区のうち、新たに供託金を必要とする選挙区が支給対象です。

※詳細な報道は15日付「しんぶん赤旗」でご覧ください。


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