日本共産党

2002年9月12日「しんぶん赤旗」

日本映画どう振興

党国会議員団チーム 3団体と懇談


 日本共産党国会議員団の日本映画振興チームは、11日、国会内で、映画演劇労働組合総連合、日本映画復興会議、映画の自由と真実を守る全国ネットワークの3団体代表らと懇談会を開きました。

 このチームは、衆参15人の議員で構成。会長が西山とき子、副会長が瀬古由起子、畑野君枝、事務局長が大森猛の各議員で、5月に発足。

 懇談会では、党国対委員長の穀田恵二衆院議員が、日本共産党として特別のチームをつくった、文化芸術振興基本法が制定され、日本映画への公的支援を強める好機であり、文化・芸術を国民に親しんでもらうための施策の充実に尽力したいと開会あいさつ。西山参院議員が、日本映画の現状をリアルに把握し復興と振興のためにみなさんと一緒に力を尽くしたいと、懇談、調査など行動するチームとしての抱負をのべました。

 映演総連の高橋邦夫委員長、映画の自由と真実を守る全国ネットワークの山田和夫代表委員、日本映画復興会議の杉崎光俊事務局長らが、日本映画振興のための国の支援策の運用のあり方や決定過程の公開、人材の育成など多岐にわたり要望。「チームができたのは心強い」と歓迎の声がありました。

 松竹、大映、東映、日活など撮影所の関係者や鑑賞・普及運動に携わる人たちからも、期待や要望があいつぎました。

 瀬古衆院議員が、現場を見て、観客や映画界で働く人たちの声を反映させ、研究を重ねて、国に要求していきたいと閉会あいさつ。

 懇談会に先立ち、文化庁、経済産業省、厚生労働省の関係部局から映画支援策について説明を受けました。

 懇談会には、10人の党議員が出席しました。


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