日本共産党

2002年2月17日(日)「しんぶん赤旗」

子どもの読書推進をどう考える?


 〈問い〉 日本共産党は昨年成立した「子どもの読書活動推進法」に反対したと聞きましたが、この問題についてどう考えていますか。 (東京・一読者)

 〈答え〉 日本共産党は子どもの時期の読書は人間として成長する上でたいへん大事な営みなので、読書環境の整備は政治の責任だと考え、条件整備を要求してきました。

 しかし、昨年国会に提出された「子どもの読書活動推進法」案は(1)個人の内面的な営みである読書を、国家が推進させるという形式をとっている(2)「子どもの健やかな成長に資する書籍等の提供」を出版や読書の団体などに求めており、「教育的な配慮」の名の下に特定の本の排除が強まる恐れがある―などの問題があり、関係者からも強い懸念が表明されていました。

 そのため日本共産党は法案には反対しましたが、読書環境の整備はおおいに賛成で、この立場から国会審議にのぞみ、行政は条件整備に専念する、出版や読書内容への不当な干渉をしないなどの答弁をさせました。

 今後この法律により、国、自治体の読書推進計画が立案されます。私たちはそれが、読書環境の整備をすすめる計画になるよう次の諸点を重視し奮闘するものです。

 ―公立図書館を増やし、五割近くの市町村に公立図書館がないなどの遅れた現状をなくす。

 ―図書館に必要な職員を配置する。特に学校図書館に専任の司書教諭、学校司書などの人員を配置する。

 ―大幅に減っている、図書館の資料費をふやす。

 ―地域で読書活動をしている団体にたいする自治体独自の支援、援助を充実する。

 ―学校や図書館など公共施設で行われる読書にかかわる事業は各施設の自主性を尊重した内容にする。

 ―以上のような読書環境整備の計画を住民、図書館員、教員等の参加のもとで立案し、財政措置を含めた年次計画を自治体として策定するようにする。 (

 〔2002・2・17(日)〕

 


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