日本共産党

2001年11月22日(木)「しんぶん赤旗」

 質量ともに強大な党をつくるとは?


 〈問い〉 第三回中央委員会総会で質量ともに強大な党をつくることを提案しているそうですが、これはどういうことですか。 (埼玉・一読者)

 〈答え〉 日本共産党は、さきの第三回中央委員会総会で、参院選を総括し、小泉「改革」に対決し民主的改革の展望を語りぬいた政策論戦は今後に必ず生きることを指摘するとともに、弱点は率直、大胆に明らかにしました。そして最大の教訓が党建設のおくれにあることを明確にしました。そこから、どんな政治的な「突風」が吹いても前進できる「質量ともに強大な党の建設」をと、「党員・読者拡大の大運動」を決めました。

 党の「質」では、国民の気持ちにかみあって党を語る力を身につけること、学習の抜本的強化の重要性を重視しています。また、地域、職場、学園で日常的に国民と広く深く結びつく「支部が主役」の活動を大勢にすることをめざすことにしました。

 「量」という点では、日常的に心の通う結びつきを広げ、どんな「突風」のもとでも党をしっかり支持してくれる人々を大きく増やすことを重視しています。

 そのために「大運動」は来年四月末までに、党員・「しんぶん赤旗」読者の大きな前進、とくに若い世代の党勢拡大を課題にしています。党員拡大は「五十万の党」建設の「五カ年計画」にみあう目標を自覚的にたててとりくみ、読者拡大は大会水準や前回選挙時比の突破など、それぞれの到達点にたって目標をきめ、毎月着実な前進をめざすことにしました。

 この「大運動」は、二十一世紀の早い時期に民主的政権を樹立するためにも、小泉内閣の「改革」から国民生活を守るためにも、歴史的意義をもっています。日本共産党は、いま思い切って党建設に力を入れるべき歴史的時期として、この「大運動」にとりくんでいます。(

 〔2001・11・22(木)〕


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