スクープ 本体準備工事
大手ゼネコン五十数億円
知事選前に既成事実づくり
沖縄県民が島ぐるみで反対している名護市辺野古での米軍新基地建設。海底ボーリング調査が問題になっていますが、防衛省は既に、その先の本体準備工事の入札も秘密裏におこなっていることが、ゼネコン関係者の証言などで判明しました。落札額五十数億円で受注したのは本土の大手ゼネコン・大成建設(東京都新宿区)。建設反対動きを恐れ、11月の県知事選前にも本体工事の入札、着工を強行する狙いです。