■米・ワシントン 社会に与えた強烈な衝撃
■英・ロンドン 野党党首も「耳傾けるべき」
格差拡大や失業増に抗議して米国ニューヨークやスペイン・マドリードで始まった「占拠」(オキュパイ)運動―。「取り残された99%の国民の声を聞け」の叫びは、先進国を中心に世界中に広がり、富が集中する「1%」層から「われらに増税を」の声も起こりつつあります。厳しい冬の到来のもとでも、各国の運動の灯は2012年に引き継がれようとしています。アメリカ・ワシントンと、イギリス・ロンドンからのリポートです。