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私と「赤旗」 創刊88周年
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「しんぶん赤旗」は2月1日、創刊88周年(1928-2016)を迎えました。各界から寄せられたメッセージを紹介します。

毎朝の発見楽しみ

01_ikeuchi.JPG名古屋大名誉教授 池内了さん

 私の毎朝の習慣は「赤旗」を読むことです。そして、その中で一般紙には載らない記事を発見するのを楽しみにしています。今、科学の軍事利用が公然と行われ、国立大学への文部科学省の攻撃が強くなっていますが、それらに対する毅然とした態度とともに、くじけず頑張っている人々についての報道があるからです。

 そして、一番注目するのは「赤旗」ならではのスクープです。一般紙が黙殺したり、あえて掲載しなかったりした記事がきちんと取り上げられ、それが後になって大問題に発展したことが何度もありました。

 毎週金曜日の反原発のデモや毎月19日の集会の報告は多くの人々を勇気づけています。続けてほしいですね。


情報をつかむ指針

アジア太平洋資料センター事務局長・内田聖子さんアジア太平洋資料センター事務局長 内田聖子さん

 自由貿易がさらに加速され、モノだけでなく、政府が行う公共サービスも含め、ビジネスの対象にされる危機が迫っています。それと同時に起こっているのが情報の独占化・秘密化です。政府や大企業にとって都合の悪い事実はこれまで以上に隠され、知る権利は奪われ、報道する側も自粛や規制を内面化しています。

 私たち国際NGOは日々、世界中で進む命の市場化の企てを白日のもとにさらすため、あらゆるレベルで情報戦を繰り広げています。隠されたものにこそ、問題の本質が含まれているからです。

 マスメディアの劣化を嘆くだけでなく、私たち市民も情報を取る力、読む力、使う力をもっとつけていかねばなりません。その際の指針であり、伴走してくれる貴重なメディアが「赤旗」であると思っています。


9条守る〝敷布団〟

元宮城県町村会長・旧鹿島台町元町長・鹿野文永さん元宮城県町村会長・旧鹿島台町元町長 鹿野文永さん

 「しんぶん赤旗」創刊88周年おめでとうございます。

 私たちは、第1次安倍政権(2006年)が改憲を掲げたことへの強い危機感から、宮城県で「憲法九条を守る首長の会」を設立して活動を続けています。中野晃一さん(上智大学教授)の言葉をかりれば、私たちは、「赤旗」という〝敷布団〟があったおかげで、憲法を踏みにじり「戦争する国づくり」を進める安倍首相とのたたかいに、のぞむことができます。

 特に今、安倍自民党がメディアへの圧力を強めるなかで、「何が真実か」を見極めるために「赤旗」が最も大事な新聞となっていると感じています。

 さらに「赤旗」が、日本国民の〝敷布団〟の役割を果たしていただき、私たちは日々のたたかいにとりくみたいと思います。


こんな時代にこそ

作家・澤地久枝さん作家 澤地久枝さん

 創刊88周年、人間でいえば米寿ですね。

 私は、満州(中国東北部)で敗戦を迎え、難民生活を送りました。日本の政治が、平気で国民を捨てるのを見てきました。「棄民」です。歴史はくりかえされます。

 アベ政治は、戦争に向かって、ひた走っています。平和も人々の暮らしも、まったく無視してどこまで走るつもりかと思います。

 こんな時代だからこそ、「赤旗」の存在する理由が増しているだろうと思います。事実を正確に書くこと、権力に対してハッキリものを言うことです。

 私たちは毎月3日午後1時、国会前とそれぞれのいる場所で、「アベ政治を許さない」を掲げていくつもりです。


山でも頼れる新聞

富士山研究家・田代博さん富士山研究家 田代博さん

 定期購読は家庭を持ってからですが、学生時代にも読む機会がありました。70年安保、大学闘争の当時、学園民主化、大学の自治を守るための学生の運動の大きな流れをきちんと報道していたのは「赤旗」だけでした。

 大学卒業後、高校の社会科教員として教材研究する上で、「赤旗」の情報は必須でした。優れた調査能力が反映され、権力にこびることなく、本質に迫る内容が記されているからです。私は地図や登山、富士山が好きです。その関係で何回か書かせていただき、単行本にまとめることもできました(『知って楽しい地図の話』など)。また、「赤旗」だけが掲載している高層天気図は、登山愛好家には極めて貴重な情報です。

 楽しく頼りがいのある「しんぶん赤旗」にエールを送ります。


〝戦争〟伝える役に

俳優・奈良岡朋子さん俳優 奈良岡朋子さん

 創刊88周年、心からお祝い申し上げます。

 私は一つ下、年末に87歳になります。戦争体験者が少なくなってゆく中で、平和な時代を逆戻りさせるような気配を濃厚に感じている今、演劇に携わる者の一人として、かつてないほどに演劇や文化の力が試されているように思えてなりません。あの戦争の記憶を「語り継ぐ」ということは一様ではありませんが、私は生かされた者の一人として、反対の声を上げ続けていきます。

 戦争を知らない人たちに伝えていくためにも、「しんぶん赤旗」の役割はますます重くなってきています。

 〝いま〟がスタート地点。また一歩ずつ、これからも手を携えて歩んでいきましょう。


芯のある優しさが

元朝日新聞大阪本社編集局長 新妻義輔さん元朝日新聞大阪本社編集局長 新妻義輔さん

 「しんぶん赤旗」には「貫く棒」があります。一つは、もがき苦しんでいる弱き者、小さき者の声に真剣に耳を傾け、痛み悲しみをともにして、救いの手を差し伸べる、芯のある優しさです。

 もう一つは、わかりやすさ。難しいことはやさしく、やさしいことは深く鋭く。安倍首相が改憲のとば口にしようとしている「緊急事態条項」の本質は「憲法停止」条項で、「憲法の自爆装置」と解き明かしてみせます。

 三つ目は、「真実は現場にある」と地べたを這い、隠れているもの隠されているものを掘り起こし、事実に語らせる。現場の小さな生の声を積み重ね、人間の体温を感じる「活かす言葉」でウソのない「素の事実」を石に刻むように書いて、人を動かしています。


くらし目線で鋭く

主婦連合会参与・山根香織さん主婦連合会参与 山根香織さん

 「赤旗」発行88周年誠におめでとうございます。

 平和で、誰もが安心してくらせる社会の実現のために、熱心に情報提供に努めてこられた貴紙に敬意を表します。

 今、くらしをとりまく課題は多岐にわたり、理解や判断が難しいものばかりです。TPP、原発、安全保障、税制度、憲法等々、これからの日本を決める重要なテーマばかりですが、国民が理解し、活発な議論がなされているとは全く言えません。経済成長優先で安全・健康なくらしへの配慮が後回しになっていると思える今こそ、国民一人ひとりが真剣に考え、声をあげていかなくてはなりません。そのためには正しくわかりやすい情報が必要です。「赤旗」には今後も鋭い視点で多角的に問題を提起し、世論を喚起していただきたいと願っております。


(2016年2月1日「しんぶん赤旗」)

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