
「しんぶん赤旗」は2月1日に創刊80周年を迎えました。創刊によせての各界の「発言」を紹介します。(五十音順)
よねくら・まさかね 1934年、福岡市生まれ。57年、劇団民芸水品演劇研究所入所。2000年、劇団民芸退団、07年7月「海流座」結成。1967年、第1回紀伊国屋演劇賞。76、77年、ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞。81年、日本アカデミー賞助演男優賞。88年、第23回紀伊国屋演劇賞。絵本に『おとなになれなかった弟たちに…』など。

言葉・文字は人間社会の中心に座る文化だと思います。なぜなら、それは心の声だからです。その真の人間の心の声を書き続けて80年の「しんぶん赤旗」、平和と自由を謳(うた)い続けて80年の「赤旗」に、心より敬意を表します。
その「赤旗」を読み続けた人がいたから続いたのだと思います。その言葉を読み続けた人々に敬意を表したいと思います。読み続けたのは、それが人間の心の声だったからです。私たちの生きる支えになったからです。人々が読み続けたことが、そのことを証明していると思います。
80年前といえば、私の生まれる七年前。当時は弾圧に耐えて発行を続け、物を包んで、あるいは靴の中に隠して運ばれ読み続けられました。「赤旗」は、暗い道の行く手を照らすともしびであり、真っ暗闇の海を照らす灯台でした。
これからも、真の人間の言葉を書き続けてください。私たちの心の支えになってください。