2006年11月1日(水)「しんぶん赤旗」

改憲手続き法案を廃案に

官庁街をデモ行進


 「改憲手続き法案は廃案に」。三十一日、5・3憲法集会実行委員会と東京国公(東京国家公務員・独立行政法人労働組合共闘会議)は、九条改憲に直結する改憲手続き法案の廃案を求めて昼休みデモをおこない、国会請願をしました。

 二百人が参加し、「とめよう『戦争をする国』づくり」「生かそう九条」などと書かれたプラカードや横断幕、のぼりを掲げ、晴天の官庁街にシュプレヒコールを響かせて行進しました。

 デモに先立つ集会では、「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の高田健氏と、東京国公の植松隆行事務局長が主催者あいさつ。高田氏は「この国を絶対に戦争できる国にしてはならない」とのべ、植松氏は「憲法を順守する義務をもつ国家公務員として、憲法を守るために精いっぱいたたかう」と決意を語りました。

 衆参の国会議員面会所では、日本共産党、社民党の議員が請願デモを迎え、シュプレヒコールで「廃案に向けて頑張ろう」と思いを一つにしました。共産党の笠井亮、穀田恵二、佐々木憲昭、塩川鉄也各衆院議員、紙智子、小林みえこ両参院議員が応対しました。


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