2006年10月2日(月)「しんぶん赤旗」

自立支援法「出直し」を

きょうされん大会終わる

愛媛


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(写真)引き継ぎセレモニーであいさつする次回開催地の東京支部のメンバー=1日、松山市

 「あなたの想い 私の願い 大きく咲かそう みかんの里で」と、愛媛県県民文化会館で開かれた、きょうされん第二十九回全国大会inえひめが一日、閉幕しました。四国で初の開催でした。

 この日は障害者自立支援法の完全施行日と重なり、同法への怒りや不安、今後のたたかいの展望が、分科会、閉会全体会などで交流されました。

 板原克介副理事長が「大会を通じて、あらためて自立支援法の問題点が明白になった」とし、三十一日に東京で行われる「出直してよ!『障害者自立支援法』10・31大フォーラム」を成功させ、「人権の名にふさわしい社会保障制度の実現に向け、新たなうねりを作り出そう」と呼びかけました。

 広島県から参加した肢体不自由の障害を持つ男性(31)は「みんなに勇気をもらいました。地元に帰って運動を広げたい」と元気に話しました。

 大会では、自立支援法の「出直し」を求めることを確認するアピールを採択。同法を好転させるたたかいは、新しい社会づくりにつながるとし、広く市民に運動を呼びかける内容となりました。

 次回、第三十回の大会は、東京で行われます。


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