2006年9月7日(木)「しんぶん赤旗」

“文明間の戦争 受け入れられない”

仏外相、米大統領と一線


 【パリ=浅田信幸】核開発計画が国際社会から批判を浴びているイランを国際テロ組織アルカイダと同列視するブッシュ米大統領の発言について、ドストブラジ仏外相は六日、民放ラジオで「西側ブロック」と「イスラム・ブロック」の「文明間の戦争を受け入れることはできない」と述べました。

 外相は「特定のある国あるいは大陸での善悪は西側諸国によって決めつけられない」と発言。ブッシュ大統領を名指しにはしていませんが、一方的に世界を善と悪、味方と敵に分ける発想に対して一線を画す姿勢を明らかにしました。

 一方、国連安全保障理事会決議が求めたウラン濃縮活動の停止を拒否しているイランの態度については「満足できない」としつつ、「対話を続けなければならない」と改めて強調。対イラン制裁をめぐる米国と中ロの対応の違いでは、共通の立場を見いだすために「段階的なアプローチ」が必要だとの見方を示しました。


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