2006年8月26日(土)「しんぶん赤旗」

「しんぶん赤旗」を支えるエネルギーはどこから?


 〈問い〉 「しんぶん赤旗」の配達や集金が全国の十数万の日本共産党員によって支えられていることを先日の本欄で知りました。毎朝早くに起きて新聞を配り出勤している人も多いそうですが、そんな活動は損得勘定ではとてもできないことだと思います。世界のどこの党もできえなかった日本の党を支えてきた党員たち。そのエネルギーの源泉はなんだと考えますか?(東京・一読者)

 〈答え〉 「しんぶん赤旗」の配達・集金には党員や支持者など13万人以上が参加しています。

 7月23日に、1928年の創刊以来2万号を迎えた「しんぶん赤旗」には配達参加者のみなさんからも多くの投書が寄せられました。

 そこには「学生時代に『赤旗』に出合い、まもなく配達をはじめ、もうすぐ定年の今も配達しています。職場のことで疲れた時、心を和らげてくれます。戦争や貧困など、政治や経済のあり方に不安を抱く時、きちんと方向を示してくれます。私を元気にしてくれる『赤旗』を支え、広げたいと思います」「毎年12月8日の太平洋戦争特集や靖国参拝批判など、真実を貫き、温かさあふれる『赤旗』に魅了されています。夫とともに配達も続けています」「商売をしている読者から、『日曜版を楽しみにしている、店に来るお客さんも楽しみにしている』と言われました。待っている読者を思うと配達にも力が入ります」など配達への思いがあふれていました。

 そこにあるのは「しんぶん赤旗」の役割やそれを配達することに対する誇りや生きがい・愛着であり、「読者が待っている」という思いです。

 マスメディアがジャーナリズムの使命である「事実を伝える」「権力を監視する」という原点を放棄している今日、ジャーナリズム本来の使命をはたす「しんぶん赤旗」の役割はますます重要です。

 「しんぶん赤旗」読者の網の目を日本中に広げることは平和と暮らしをまもるたたかいをおこすうえでも、選挙に勝利するうえでも、そして日本の民主的改革の国民的多数派を結集するうえでも、決定的な基盤となります。

 こうした「しんぶん赤旗」の果たしている役割への理解が、配達・集金活動への誇りや生きがい・愛着を生んでいます。

 毎日、毎週、毎月の配達・集金活動を支えている根本には、アメリカいいなり、財界・大企業いいなり、侵略戦争に無反省という異常な政治とたたかい、日本社会の民主的改革をすすめる日本共産党の綱領路線への確信と、この事業を前進させるうえでの「しんぶん赤旗」の活動の大事さへの全国の日本共産党員の自覚があるからです。(山)

 〔2006・8・26(土)〕


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