2006年8月7日(月)「しんぶん赤旗」
高金利引き下げキャラバン
近畿一巡、次は東西へ
クレジット、サラ金の高金利被害をなくそうと、近畿各府県の被害者の会、司法書士、弁護士による「きんき高金利引き下げキャラバン」が六日、滋賀県草津市で一巡しました。キャラバンは、四国・九州など西回りコースと、埼玉・北海道・東京への東回りコースに引き継がれました。
きんきキャラバンは今年五月に奈良を出発、近畿五府県を一巡しました。自殺などサラ金被害があとを絶たず、今秋にも金利問題で法案提出の動きがあるなか、「高金利引き下げを」と署名を訴えてきました。
この日は、JR草津駅前に五十人近くが参加。一時間で百八人の署名を集めた後、サラ金大手のアイフルの事務センターまでデモ行進しました。
引き継ぎ式では各府県の行動を交流。「キャラバンを通じてきずなを深め合った」「自治体に相談窓口のチラシを置いて喜ばれた」などの発言のほか、京都からは「二万署名達成」の決意も語られました。
滋賀からは、九つの被害者の会と司法書士、弁護士が協力して運行した経験や、被害者からは「最初はためらったが、運動に励まされ、勉強もできた」という発言もありました。
仙台市から参加した日本弁護士連合会「上限金利引き下げ実現本部」事務局長の新里宏二弁護士は「運動と世論の広がりを確認しながら、ほぼ全都道府県を回る二コースも始めます。業界のまき返しもあるが、自民党の中にも例外なき金利引き下げ賛成の議員もいる。この夏に運動を大きく進めるかどうかです」と話しました。

