宜野座村議会が反対

村長受け入れ反発　全会一致で決議

　米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題で、宜野座村議会は二十八日、額賀福志郎防衛庁長官と島袋吉和名護市長、東肇宜野座村長が七日に合意した移設案に反対する決議と意見書を全会一致で採択しました。県も反対する中、同村では村長が受け入れた案に村議会が反対する事態となりました。

　城間盛春村議会議長は「米軍は市街地にある普天間でも約束を破るのだから、ここへ来たら何をするか分からない」と合意案に強く反発。「村の上空は絶対飛ばないよう強く求めていく」と話しています。