2006年3月24日(金)「しんぶん赤旗」

憲法問題をめぐる
共社両党の話し合いについて

志位委員長が会見で発言


 日本共産党の志位和夫委員長は二十三日、国会内で記者会見し、憲法問題をめぐる社民党との関係について記者団に問われ、「少し長い目でみてほしい。共産党と社会党、社民党との間でのトップ同士の会談は長い間されていなかった。まず二十二日に両党党首の懇談がおこなわれ、つっこんだ協議をして、相互理解、信頼関係をつくることができたことは有益な第一歩だった」とのべました。

 志位氏は、二十二日の共産、社民両党党首の懇談で(1)憲法改悪阻止、九条擁護(2)国民投票法案をくいとめる、ことで一致し、お互いに奮闘することを確認したとのべた上で、「今後の問題は、必要な場面で話しあうなかで、前進がはかられればと願っている」と強調。「長い展望をもって一歩一歩前進させていく立場で(両党の関係を)大事にしていきたい」とのべました。


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