2006年2月3日(金)「しんぶん赤旗」

自衛隊は「違憲状態」

社民党「宣言」案


 社民党は二日の常任幹事会で、十一日からの党大会で採択する「社民党宣言」最終案を決めました。同案は自衛隊について「現状、明らかに違憲状態にある」と明記しています。

 同党は旧社会党時代の一九九四年、当時の村山富市首相(社会党委員長)が、自衛隊「合憲」を表明。これを受けた同年九月の社会党臨時大会では、「現在の自衛隊は憲法の枠内にある、との新しい認識に立ちます」(大会決定「当面する政局に臨むわが党の基本姿勢」)としました。

 今度の社民党宣言案では「違憲状態」という現状認識に続き、自衛隊の「縮小を図り、国際協力などの任務別組織に改変、解消して非武装の日本を目指す」としました。宣言案は大会最終日の十二日に採択される見通しです。


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