2006年1月23日(月)「しんぶん赤旗」

外国の党・組織からの党大会へのメッセージ

−続報−


■スリランカ共産党

 親愛な幹部団の同志のみなさん

 兄弟党の代表の同志のみなさん、代議員の同志のみなさん。

 スリランカ共産党中央委員会を代表して、ご招待に対して、日本共産党の指導部に心からの感謝をお伝えします。日本共産党第二十四回大会に対し、私たちの心からの兄弟的なあいさつを送ることをお許しください。

 同志のみなさん、日本共産党とスリランカ共産党の間の伝統的な友好関係は、これまでますます強まってきました。私たちは友好代表団を相互に交換してきました。日本共産党の代表団は私たちのこれまでの党大会に参加してきました。私たちは、この機会を通じ、あなたがたの代表団を二〇〇六年八月に開催されるわが党の第十八回全国大会に招待できることをうれしく思います。

 同志のみなさん、私たちは、ソ連崩壊以降の十五年間に、世界情勢の劇的な変化を見てきました。

 歴史は終えんを迎えたのでしょうか。何人かのブルジョア理論家や歴史家が予言したように、歴史の終えんに近づきつつあるのでしょうか。彼らが予言したことは、新自由主義が世界を永遠に支配するだろうということでした。

 この十五年間で、私たちは、巨大な中国やインドなど、アジアの力強い経済の台頭を目にしています。ブルジョア経済学者は、米国と西欧の国内総生産(GDP)が世界のGDPのおよそ37%に低下し、世界GDPの6%を占める日本を含め、残りの国々は63%を占めるだろうとの見通しを持ってきました。

 同志のみなさん、私たちはラテンアメリカの劇的な変化を目にしています。そこは、ロナルド・レーガン、マーガレット・サッチャー流の新自由主義が最初に実験に移されたところです。ラテンアメリカの新植民地的・新自由主義的な経済政策は、二十年の間に、過酷な搾取、国家テロ、かいらい政権を通じて、広範な人民大衆に厳しい貧困と悲惨さをもたらしました。

 選挙での勝利を伴う大衆闘争の勝利を通じて、ラテンアメリカ諸国民は、新自由主義に対して左翼的代案を選択しています。ベネズエラ、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、チリ、エクアドル、そしていまボリビアで、「ワシントン・コンセンサス・モデル」を拒否して、左翼あるいは左翼的傾向の執行大統領が選出されました。

 テロに対する戦争を口実として、帝国主義者たちは、彼らの世界覇権の権力を守ろうとして、最後のたたかいを行っています。

 同志のみなさん、世界の勢力バランスは、徐々に、しかし確実に、再び勤労人民に有利なように変化しつつあります。

 われわれは、共産主義者として、楽観主義をもって進もうではありませんか。教条的ではなく、現実主義者、さらに創造者たろうではありませんか。それぞれの国で、新自由主義モデルへの代案として、独自のモデルに向けて努力しようではありませんか。世界中の共産主義者は、新自由主義に対するこの共通のたたかいのために団結すべきであると私たちは信じています。

 これらの世界情勢の積極的な発展との関連で、私たちスリランカの共産主義者は、両党間の兄弟的関係のきずなをはぐくむことへの私たちの誓約を表明したいと思います。

 日本共産党万歳

 日本とスリランカの国民間の友好万歳

 日本とスリランカの共産党間の友好万歳

 政治局員 バタポラ・ナンダ

■中国共産党

 日本共産党第二十四回大会の開催にあたり、中国共産党中央委員会はつつしんで熱い祝賀を表明します。

 中国共産党は、わが党の主張する党間関係の四原則および貴党の主張する三原則をふまえて、ひきつづき両党の友好関係と交流が発展するよう願い、中日両国人民間の友情を深めるため、また、両国関係の健全で安定した発展を促進するために努力します。

 貴党の第二十四回党大会が首尾よく成功を収められるようお祈りします。

 中日両国および両国人民間の友好関係が絶えず発展することを祈っています。

 中国共産党中央委員会

■ニカラグア・サンディニスタ民族解放戦線党

 親愛な同志のみなさん

 サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)党と、その党員、そして私自身の名において、日本共産党の第二十四回全国大会にあいさつを送ります。

 私は、あいさつを貴党の中央委員会、党員、大会の代議員にお伝えするとともに、これほど重要な行事に物理的に同席できないことへの残念な思いを繰り返しお伝えするものです。第二十四回党大会の成功を願う心からの思いがあなたがたに届くよう願いながら、私たちは、大会の決議が、貴党の党員と日本国民にとって最高のものになることを確信しています。

 親愛な兄弟であるあなたがたに、私たちの友好と敬意が届くことを願っています。兄弟のあいさつをもって。

 サムエル・サントス・ロペス FSLN国際関係書記


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp