2005年10月17日(月)「しんぶん赤旗」
きょう女性行進ゴール
世界各地で連帯行動
西アフリカ
女性たちが「平等・自由・連帯・正義・平和」を掲げて世界各国で、連帯キルトなどをリレーしてきた「二〇〇五年世界女性行進」が十七日、西アフリカのブルキナファソにゴールします。同日は日本でも「被爆六十年、いま核兵器廃絶を」「平和憲法を守り、戦争のない世界を」「いのちが大切にされ、男女が平等で、安心してくらせる社会に」を掲げ、さまざまな行動がされます。
東京・千代田区の衆議院第二議員会館前では正午から一時間、女性たちが平和やくらしへの願いをリレートークし、シンガーソングライターの横井久美子さんと歌います。〇五年世界女性行進日本連絡会が準備をすすめてきたもの。
札幌市では、午後零時十五分から一時、大通西四丁目で女性がリレートークします。
長野市でも午後六時半から八時にかけて、長野県高校会館で、女性や商工業者、労働者らが要求や思いを発言します。
■草の根で展開
世界女性行進は三月八日の国際婦人デーにブラジルを出発。各国で多彩な行動をし、連帯キルトと世界女性人間憲章をリレーしてきました。六月三十日に日本に到着後、韓国へ。さらに東南アジア、中東地域を経てアフリカへ進みました。
国際貧困デーでもある今月十七日、ブルキナファソでは政府代表への世界女性人間憲章の提出やパレードなどが行われます。オーストラリアのピースフェスティバルやインドの人間の鎖など、各国で正午から午後一時に草の根の行動を展開。女性の声と行動が終日、地球を巡ります。