2005年8月28日(日)「しんぶん赤旗」

登校拒否・不登校問題で全国集会

同じ悩み共有して


 今年で十回目を迎える「登校拒否・不登校問題全国のつどい」(主催・登校拒否・不登校問題全国連絡会など)が二十七日、千葉市の「ホテルサンガーデン千葉」などを会場に始まりました。初日は全国から親・青年・教師・相談員など約五百人が参加。「進路」「居場所づくり」など十分科会に分かれて率直に悩みを出しながら、どう乗り越えていくか、親がどう手をつなぐかなどを話し合いました。

 開会の全体会では中学生の長男が不登校になったという母親(50)が体験を語りました。

 希望に満ちて入学した息子は、三カ月目ごろから腹痛を訴えるようになり、朝起きられなくなりました。ゲームばかりしている姿にあせりを感じ、取り上げたこともありました。息子は壁を壊したり、暴力を振るうようになりました。昼夜逆転の生活を送る息子に「病気になってしまうのでは」と悩みました。

 昨年の「全国のつどい」に参加して、同じ悩みを持つたくさんの人と出会い、学ぶ中で「信じて待つことが大切」と確信しました。「息子が不登校にならなければ、なぜ十三万人もの不登校が生まれるのか考えることはなかった。教育のあり方について親がかかわっていくことが大切だと思います」と語りました。

 オープニングのバンド演奏では、ボーカルの青年が自分も中学生のとき不登校だったことを語り、「僕たちの音楽を通じて何かを感じてもらえたら」とのべて、オリジナルの曲を披露しました。

 二十八日は分科会の続きと「おわりのつどい」が開かれ、作家の旭爪あかねさんが記念講演します。


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