2005年6月7日(火)「しんぶん赤旗」

石原都政の教育破壊から子どもと教育を守ろう

東京 学者・文化人らアピール


 「石原都政の教育破壊をゆるさず、子どもと教育を守る緊急アピール」が六日、発表されました。

 「生かそう教育基本法! 子どもと教育を守る東京連絡会」代表世話人の小笠原彩子(弁護士)、丸木政臣(和光学園長)、三上満(東葛看護専門学校長)の三氏がよびかけたもの。江尻美穂子(津田塾大学名誉教授)、小山内美江子(脚本家)、能重真作(教育評論家)、山田洋次(映画監督)の各氏など、教育関係者や文化人七十一人(第一次分)が賛同しています。

 アピールは、石原都政のもとで都の「教育目標」から憲法、教育基本法、子どもの権利条約の言葉を削除したり、「日の丸・君が代」強制、三十人学級の否定など「学校の教育に次から次と異常なことがひきおこされ」ていると批判。「重大なのはこうしたことが、都議会多数与党の賛成と激励のもとでおこなわれている」と指摘し、(1)東京の教育・学校に自由とのびやかさを取り戻す(2)しめつけ・脅かし、強制の異常な教育行政を変えさせる(3)三十人以下学級を実現させる(4)憲法・教育基本法改悪を許さない声を大きくする―ことを呼びかけています。

 アピールの主な賛同者(五十音順、敬称略)

 浅川道雄(元家裁調査官)、阿部猛(東京学芸大学名誉教授)、池田香代子(翻訳家)、小森陽一(東京大学大学院教授)、斎藤貴男(ジャーナリスト)、鈴木徹衆(日本宗教者平和協議会理事長)、村瀬幸浩(一橋大講師)


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp