2005年5月31日(火)「しんぶん赤旗」

05都議選 駆ける(6月24日告示)

防災・農業振興で安心の街

葛飾区 (定数4)

高橋 信夫(51)新


 葛飾区では定数4に対して、5人(日本共産党1、自民2、民主1、公明1)が立候補を予定。日本共産党は、木村陽治都議を引き継ぐ高橋信夫さんの当選をめざします。

 北海道の農家の次男坊として育った高橋さんは、高校の畜産科を経て、大学では農業経済を学び、農業への思い入れは人一倍です。

 高橋さんは、区議と兼ねて区の農業委員に選ばれると、農業委員会で「葛飾農業の振興プランをつくるべきだ」「葛飾産の野菜が食卓にのぼるように」と提案。農業委員会として初めて区長に建議した結果、JA(農協)の協力のもと、柴又に野菜の直売所がつくられることに。

 「高橋さんのおかげで旬の野菜が食べられてうれしい」と土井蓉子さん(61)。「安いだけでなく、ここで買った花は長持ちする。行動力のある高橋さんにぜひとも都議会に出てもらって、農業振興はもちろん、高齢者福祉の拡充でも活躍を期待したい」と語ります。

 一方、自民、公明、民主は、都の農業関連予算の削減に賛成し、農業施策を後退させています。

 「農業は葛飾の宝。農地は野菜を供給するだけでなくヒートアイランドを緩和し、災害のときの避難場所にもなる。都議会で農業振興のために働きたい」。高橋さんの目が輝きます。

 高橋さんは、防災のための街づくりでも力を尽くしてきました。区内四十一カ所の消防団詰め所を訪問・調査。「待機したり休憩したりする場所がない」「電気もトイレもない」。高橋さんは団員の声を区議会でとりあげ、消防団への支援と装備の充実を求める意見書が全会派提出として採択されました。

 東京消防庁にも申し入れ、党都議団が都議会本会議でも強く要求。都の今年度予算で二十三区内の消防分団本部施設整備費が前年度の二カ所から五倍の十カ所分に増額。高橋さんはいいます。

 「都議選で勝利し、区民の期待に応え、安全・安心の街づくりのためにがんばりたい」

 略歴 党葛飾区議団長。区議会文教副委員長を歴任、区議7期26年。東洋大卒。北海道出身


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