2005年4月15日(金)「しんぶん赤旗」
質問ダイジェスト 日本共産党国会議員
差別違憲判決を受け
国籍法の見直し要求
井上参院議員
井上哲士議員は14日の法務委員会で、前日の東京地裁での、「父母が結婚していないことを理由に日本国籍を認めない国籍法第3条の規定は違憲」との判決を取り上げました。国連子どもの権利委員会が昨年4月、婚外子の法的差別をなくし、出生前認知を国籍取得の前提としないように日本政府に勧告していることを示し、「子どもの最善の利益の立場から国籍法を見直すべきだ」と質問。南野知恵子法務相は「慎重に検討したい」と答弁しました。